BUTAKOME編集部

“アジアのブロードウェイ”ソウル・大学路でステージを楽しもう<前編>▷『ウェルカム大学路』フェスティバル“ウェルカムショー”レポート

2017/12/26


 

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パルレ(Laundry)

 
“アジアのブロードウェイ”ソウル・大学路でステージを楽しもう!☆
『ウェルカム大学路』フェスティバル“ウェルカムショー”レポート

 
 韓国・ソウルの演劇街と言えば、小劇場を中心とした劇場が160!ほども密集している街、大学路(テハンノ)です。今年の9月28日から10月31日の期間、韓国観光公社の主導企画による大学路公演観光フェスティバル『ウェルカム大学路』が開催されました。今年から新たにスタートしたこのフェスティバルは、海外からの観光客が大学路の街歩きとともに、気軽に小劇場の公演を楽しめるよう、さまざまな工夫や催しなどを提案した祭典です。そのメイン・プログラム、10月20日に行われた“ウェルカムショー”を中心に、BUTAKOME取材班が“アジアのブロードウェイ”大学路の楽しみ方をレポートします!

 
 ここ数年で、日本でも多くの韓国ミュージカルが紹介されてきました。韓国キャストによる大型ミュージカル翻訳版の来日公演もあれば、『サ・ビ・タ』『パルレ』『シャーロック・ホームズ』『ブラック・メリーポピンズ』『フランケンシュタイン』など、韓国オリジナル作品の日本版リメイクも続々と登場して高い評価を得ています。BUTAKOME読者の中にも韓国ミュージカルに魅せられ、度々ソウル観劇旅行に出かけている方も多いことでしょう。お気に入りの俳優さんを追って大学路の小劇場まで足を伸ばす方もいるかもしれませんが、それでもやはりお目当ての多くはブロードウェイやウエストエンド、ウィーン発の大型ミュージカルの韓国翻訳版ではないでしょうか。そう、やっぱり“言葉の壁”によって、創作ミュージカルを上演している小劇場には入りづらい……というのが現状かも。

 

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大学路街並み

 
 そんな観光客の皆さんに向けて、今回のフェスティバルでは5作品において“韓・中・日・英”の四カ国語の字幕が表示されるタブレットを観客一人一人に貸し出すサービスを実施。BUTAKOME取材班もその画期的な試みを体験してまいりましたので、それはまた後日あらためてレポートしたいと思います。そのほか、セミナーや上演終了後の特別アフタートークショーを実施したり、『ウェルカム大学路』専用のチケットボックスを設けて、公演情報案内やチケットが最大55%オフになるサービスなども用意。そして一番の注目プログラムが、大学路の中心にあるマロニエ公園で行われた“ウェルカムショー”でした。

 

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蓮、もう一度咲く花(Lotus : Flower comes out once more)

 
 公園内の野外ステージで開催されたこの無料イベントでは、フェスティバル参加作品の一部によるガラ・ショーを展開。ミュージカル俳優イ・ソクジュンさん(『tick,tick…BOOM!』出演)の軽快な進行で、『ナンタ』『ペインターズHERO』といったノンバーバル(言語に頼らない)作品、 2014年に来日公演を果たしている『女神様が見ている』や、日本でもリメイクされた『あなたの初恋探します』『パルレ』『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』などの創作ミュージカルが、いずれ劣らぬ実力派キャストによるパワフルな歌声&ステージングで次々と紹介されていきます。その中でも圧巻だったのは、大型ミュージカルを代表して紹介された『レベッカ』から、ダンヴァース夫人に扮して現れたチャン・ウナさんの熱唱でした。大学路に吹く夜風を封じ込めるような強烈な美声に、BUTAKOME取材班は完全ノックアウト…!

 

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(左より)イ・ソクジュンさん、ユ・ジュンサンさん、ユン・アンナさん

 
 ガラ・ショーの途中では、フェスティバルの広報大使に任命された俳優ユ・ジュンサンさんがステージに登場し、朗らかにご挨拶。ミュージカルのみならずテレビドラマや映画でも活躍されているユ・ジュンサンさんは、『ジャック・ザ・リッパー』来日公演や日本でのファンミーティング、コンサートも行っていて、日本でも多くのファンを持つ人気スターです。
「僕がこれまでやってきた作品や、今日紹介された公演もすべて観てきました。こんなにも素晴らしく、面白い作品がたくさんある。今日のこの場は歴史的にも非常に重要な場であると思っています」
 フェスティバル当時は、大ヒットした大型創作ミュージカル『ベン・ハー』にタイトルロールで出演中だったユ・ジュンサンさん。このウェルカムショーの前夜も、そして翌日のマチネも舞台に立つ過密スケジュールの中、ショーの始めから終わりまでをしっかりと、最前列で観賞していた誠実なお姿が印象的でした。

 
 この贅沢なガラ・ショーをメインとしたフェスティバルは来年も同時期に実施する予定。その際にはBUTAKOME読者の皆様にも、まずはガラ・ショーで気になる公演を見つけて、ぜひ大学路観劇デビューを果たしていただきたいと思います。
 


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 そして、大学路の魅力はステージ以外にもまだまだあります! 嬉しいのは、居心地のいいカフェがあちらこちらにあること♪

雰囲気良し、ドリンク、スイーツも良しのオシャレ空間。

「Cafe mo'better blues」
雰囲気良し、ドリンク、スイーツも良しのオシャレ空間。

テハンノカフェ

店内はポップでかわいらしい内装です。

カフェラテ

こちらではクリームたっぷりのカフェラテがいただけます。他にもフルーツジュースなど、メニューも豊富です。

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ドラマの撮影などでも使われた有名なブックカフェ「TASCHEN」

パッピンス

ソウルでは冬でもビンス(かき氷)! 人気店『ソルビン(雪氷)』は大学路にもあります!

 オシャレなカフェのほか、韓国グルメ、雑貨屋さんなど、気になるスポットが必ず見つかる大学路。観劇プラスαの満足が得られる街なので、ぜひ次回のソウル旅行の予定に組み込んでみてはいかがでしょうか。
 大学路レポートは次回に続きます! お楽しみに!

 

取材・文/演劇ライター・上野紀子

 
 

 

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
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2018/05/18

📹【加藤和樹のエンタメCafe No.17】〈三軒茶..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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2018/05/08

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.1「噺家的 困難..

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東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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