中井美穂のヅカヅカ行くわよ♪

成河×中井美穂 スぺシャル対談 ~劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花

2016/12/09


 

成河さん2-1

 
見えないものを皆で見るのが演劇
 

中井:大学で演劇集団「ひょっとこ乱舞」を立ち上げた後、「北区つかこうへい劇団」に入ったんですね。そこで印象に残ったことは?
 
成河:オーディションで、舞台上で全員が自分の名前を大きい声で叫ぶんですよ。そうしたら、奥に座ってる先輩が「聞こえねーんだよ!」と怒鳴って、百人の自己紹介をかき消したんです。それを聞いて「どうやったら、あんな声が出るの」とワクワクしちゃって。
 
中井:じゃあ、今の成河さんの声はそのときの一言から得た。
 
成河:完全に教わってますね。
 
中井:「ひょっとこ乱舞」から「つかこうへい劇団」、そして海外演出家の舞台。振れ幅が大きいですよね。
 
成河:どっちも好きなんです。
 
中井:今もあらゆる舞台に出て、演劇に対する熱は変わらずですか? ちょっと熱が冷めるということはないですか。
 
成河:その都度熱が冷めて次の場所へ行くという感覚はありますね。「つかこうへい劇団」も研修生から1年いて、正劇団員審査に受かって少しして辞めましたし、その後大学時代の劇団に戻ったけれど6年くらいで辞めましたから。
 
中井:それは、「服が似合わなくなる」みたいな感じですか?
 
成河:自分の中で勝手に限界が出てきてしまう。全然違うところに行きたくなるんですね。だから、演劇というジャンルの中で横断している感覚はあります。ミュージカルもそうですね。単純にミュージカルはやったことがないからやってみたかった。次のところに行っては新しいことを入れていく。自分が持っている材料で回していくというのが性格的に無理なんです。
 
中井:できないことが好きなんですね。
 

中井美穂2-21206

 

成河:そうですね。
 
中井:できないことを見つけるために次から次へと旅に出ている。
 
成河:そう、演劇の中でね。
 
中井:成河さんが思う“いい役者”とはどういう人ですか?
 
成河:大学時代に読んだ古田(新太)さんのインタビューで、大事にしてる言葉があるんです。「“どんなにつまらない芝居に出てても古田君だけ面白いよね”とは言われたくない。“古田君が出てるとどんな作品も面白いよね”と言われたい」と言っていたんです。その後、僕がサイモン・マクバーニーに教わったことも含めて言うと、役者は消えられてなんぼのものかなと思います。
 
中井:消えられて?
 
成河:そう、それが一番目指したい姿かな。ピーター・ブルックと世界中を回っているおいヨシさんが話してくださったのが、「一人の役者が“今夜は月がきれいだ”と言ったとき、2パターンの芝居がある。“あの役者のあの演技が忘れられない”とお客様が思う芝居と、“どんな人だったか覚えてないけど、でも、なんだか月が見えた気がする”と思う芝居」ということ。自分の素質がどうあれ、消えられることを目指したい。
 
中井:目に見えないものを皆で見せるんですよね。それは、観客が頭の中にイメージしてくれないと始まらない。
 
成河:さすがですね、そのとおりです。見えないものを皆で見るのが演劇。それが笈田ヨシさんの言葉で深く深く刺さりました。
 
中井:いろんなことを見たり聞いたり話したりするのが好きなんですね。
 
成河:好きですよ。いつも勉強中です。

 

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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2017/11/24

【本編】尾上松也のエンタメ異文化交流録『ローゼンクランツとギルデンス..

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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2018/02/14

📹【加藤和樹のエンタメCafe No.14】〈銀座エ..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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2016/11/29

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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