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碓井将大の映画コラム『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

2013/10/31


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『GOOD WILL HUNTING(グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち)』
 
誰もが一度は見た事があるであろう今作は、僕も例外ではなく人生で影響を受けた映画の一つ。
当時無名だったマット・デイモンベン・アフレックによる執筆脚本で、アカデミー賞やゴールデングローブ賞で脚本賞をも受賞した。

少し話は逸れるが、アメリカ滞在中に英語が上手く喋れずに悩み、色んな人に相談していた時期があった。

結局は映画を見る事が一番だという結論に達したが、ストーリーも分からない映画を英語で見たところで結局何も分からない。分かる訳がない。と言う訳で、日本でDVDが擦り切れるほど見たこの作品をアメリカで買い直した。一度買ったDVDをもう一度買うことへの”敗北感”はあったが、またもや、今度は英語で理解が出来るまで見続けた。というよりも再度買う事への”敗北感”に負けない為に見続けた。

 
するとこの作品にキャスティングされた俳優達、なによりも脚本の面白さにさらにさらに惹かれていった…

こうなると止める事の出来ない僕ですから。今度はその脚本の原本が欲しくなった。そうしてWestwoodやHollywood、時にはDowntownの本屋までを、レストランやショッピングモールなんかを探索してくれるアプリ”yelp”を使って連日追い続けた。毎回車のパーキングエリアを確認しながら時間との勝負。。

 
…そうしてついに

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見つけた。見つけたんだ!!

“Larry Edmunds Bookshop”
多くの人が想像しやすいチャイニーズシアターとかハリウッドスターの手形が埋め込まれている辺りから3ブロック離れた場所にある。僕は大分タイトな生活を強いられていたのでお金の余裕を見計らってはこの店に計5、6回は来たかな。

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店の人とも顔見知りになり、一度パンを買って行ったら2時間近く店のじいちゃんと映画の話が出来て、さらに”ヴェニスの商人”の舞台に立っていたと言ったら戯曲本をくれた事もあった。なんでも、1938年から創業しているお店なんだそうです。
 
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さて。
簡単なあらすじですが、マット・デイモン演じるウィルは一度読んだ本はすべて暗記してしまうという天才的な頭脳の持ち主。だが学校へは行かず、気の向く仲間と共に毎日をなんとなく過ごしながら夜間マサチューセッツ工科大学で清掃のアルバイトとして働く。

ある日、数学教授のランボーは名門校の学生ですら解けない問題を生徒達に向けて出すが、何者かによって解かれてしまい、回答者は自分のクラスにはいないという。それがウィルだと発見したランボーはケンカにより鑑別所に入っていたウィルの才能を開花させる為、自分の数学研究への参加とセラピストの検診を受けると言う二つを条件に出所させる。

次々にセラピストをあしらっていくウィルに対して、 ランボーが最終手段として選んだのが最愛の妻に先立たれて、ウィルと同じ過去を持つ心理学者:ロビン・ウィリアムス演じるショーンだった。
このドラマは2人が心を開いては、塞がり、ウィル自身が友達や、彼女との恋愛を通して自分で自分の進む道を見出すところが実に魅力的な作品である。

…自分で自分の進む道を見出すところが実に魅力的な作品である。

 
台本片手にワクワクしながらこの映画を見ると、シーンの順番が違ったり、ニュアンスは近しいが言葉が微妙に違うところが多くて、ハリウッド映画でもその場にいる人間を作り出す為に俳優から出てくる自然な言葉を用いるのだなと感銘を受けた。そんな一本の作品の中から沢山の名言が生まれている。

この映画はやっぱり好きだな。

映画の折り返し部分の台本を見てロビン・ウィリアムスの長台詞にはビックリした。台本よりも言っている事がさらに過激に力強くなっている。

 
有名な台詞で”君から学ぶことは何もない、本に書いてあるから”と。

台本では“There’s nothing you can tell me that I can’t read somewhere else.”

でも、実際の映画では“Because you know what? I can’t learn anything from you,I can read some fuckin’ book” とかなり過激さが伺える。
とかとか。負けずに見まくったおかげでまた少し面白い見方が発見出来たなと思います。マニアックなところまで言ってスミマセン。。

 
天才に生まれどこか孤独の影を残す少年と最愛の妻に先立たれた少年と同じ過去を持つ心理学者2人の関係性。

 
是非、見終わったら感想を下さいなっ!!

 
引き続き、皆さんからのこの作品について書いて欲しいっ!そこまで言わないけど見て欲しいっ!等々あれば、碓井将大のブログに書き込みして下さい!

次回は、公開待機作を書きます!お楽しみに!

 

■□■BUTAKOME☆Information ■□■

碓井将大さん出演公演

舞台「テンペスト」
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:白井 晃
会場:新国立劇場・中劇場
日程:2014年5月~6月

※詳細は新国立劇場公式HP

 
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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)、「松任谷正隆のディア・パートナー」(FM東京)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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