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碓井将大の映画コラム『清須会議』

2013/11/21


 
碓井将大の映画コラム『清須会議』

 
誰もがこの映画の予告を見た時に思ったであろう。
目を疑うほどの素晴らしいキャストに彩られた今作は“笑いと驚きとドラマに満ちた全く新しいエンターテインメント”になるだろうと。
そして本作は、その期待を何倍にもして自分の心を揺さぶる素晴らしい作品であった。

加えてほぼ全てのシーンが会話劇で展開されていき、所々のシーンで見逃せない〝細かい笑い”も溢れており〝東京サンシャインボーイズ”という劇団の劇作家出身の三谷幸喜さんならではの演出、本の強みなのかなと感じる。
また三谷監督作品常連キャストの皆様は当然のことながら、新たに参加された俳優さん方との新たな掛け合いを楽しみに見に行く事も、僕の様に三谷映画のファンにはとても嬉しいポイントかと思う。

 

さて、
この映画を見る前に“清須会議”とは。
…僕も下調べ前は分からなかったので、映画に興味を持って頂く為にも恐れながら簡潔に(笑)

1582年に起こった本能寺の変で織田家の当主・織田信長明智光秀によって討たれた。
となれば、次に織田家の当主を継ぐのは当然嫡子である織田信忠だが、彼は明智光秀を迎え撃つべく戦い二条城で自害する。
「信長」と「嫡子・信忠」を失い、誰が次の織田家後継者になるのか!?
遺領の分配や遺産は!?
様々な目的の為に尾張国の清須城で開かれたのが、この“清須会議”なのです!!!
この会議に参加したのが「織田四天王」を中心とした織田家の家老四人。
そしてこの物語の中心に位置する四人。

 
まずは織田政権内では筆頭家老であった「柴田勝家

01柴田勝家

 
歴史上のちに織田政権を内側から引っくり返し信長の後継者の座を得る豊臣秀吉こと「羽柴秀吉

02羽柴秀吉

 
頭脳明晰、織田信長から“長”の字を受け、二代に渡って嫡威となった唯一人物、織田家との厚い信頼関係で結ばれていた「丹羽長秀

03丹羽長秀

 
…ここまでで三人。四人目は、“滝川一益”という人物だが、その代わりに参加したのは「池田恒興」という人物である

04池田恒興

(ちなみに本能寺の変より前は裏切り者とされる明智光秀もこの織田四天王であった。)

この四人の絵を並べただけでも非常に豪華に見えるこの作品。
ここで巻き起こるなんとも不思議な、後継者を決める駆け引き。
騙し騙され、誰が敵で?誰が味方!?
史劇なのになぜか“スッと”ストーリーが入ってくる。それは本作の魅力がなせる技だ!

 

<次のページ> 今回もう一つ着目したのが…

 

■□■BUTAKOME☆Information ■□■

碓井将大 清洲会議

『清須会議』

全国東宝系絶賛上映中!!

製作:フジテレビ 東宝
制作プロダクション:シネバザール
配給:東宝

(C)2013 フジテレビ 東宝
 
※詳細は『清須会議』公式HP

 

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※画像およびテキストの転載を禁止します。

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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