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『リンカーン』~碓井将大・映画コラム~

2013/04/10


碓井映画コラム3-1

3度目のアカデミー賞主演男優賞を受賞したダニエル・デイ=ルイスが今回演じたのは、リンカーン大統領。

 

先日、僕は芝居やミュージカルアクトのレッスンを受けに行ったニューヨークから帰国しました。

約二週間の滞在でしたが、舞台「ピアフ」を終えたすぐあとだったので、無性に身体を動かしたくなったり、さらにミュージカルの楽しさを実感したかったので、BroadwayDanceCenterという場所にほぼ毎日の様に通いつめていました!
碓井映画 U-1
 
一方、街中では、The NewYorkCityといういわんばかりに、「シカゴ」や「マンマ・ミーア!」、「ライオンキング」など日本でも良く知られる代表的な作品を持つ劇場が30メートルおきに立ち並び、あのトム・ハンクスまでもがブロードウェイの舞台に立っていました!! 光り輝くこの街が、俳優に生まれたからには一度はブロードウェイに出演したいと思わせます。

 
しかし僕が行った3月のニューヨークは少し違いました。
 
その頃、話題はアカデミー賞でもちきりでした。
 

世界各地で上演されている「レ・ミゼラブル」の映画化。
アンリーの「ライフ・オブ・バイ」、ほぼ同世代にしてアカデミー女優のジェニファー・ローレンス「世界にひとつのプレイブック」。
などなど沢山の作品がある中、飛行機内と、劇場、両方で見たこのリンカーンが頭から離れず、アメリカのあるところにも行ってきました。

碓井映画 3 U-2

そう、アメリカの首都、米政の中心地、ワシントンDCです。
まさに今回の映画に縁のある場所ですね。

僕はアメリカの友人に現地で色々な話を聞きました。(英語だから全部は理解出来ませんが。。笑)

 

皆さんもご存知の通り、リンカーンはアメリカの大統領の中で一番有名と行っても良いくらい歴代の大統領のなかで大きな政策をした人間です。
 
今回の映画にも出てくる「奴隷解放宣言」。
また、「アメリカ合衆国国憲法修正第13条」など。
そしてスピルバーグも影響されたと言われている、この銅像。リンカーン記念館。

碓井映画3 U-3

碓井映画 3 U-4
中には巨大なリンカーンの銅像がっ!!
街自体が本当に政治に特価したまちであるように感じました。

僕は歴史的な事は詳しくはないので、深くは求めませんが、
今回はダニエル・デイ=ルイスの芝居に惚れ込んでしまったのです。

生まれがロンドンの彼は元々ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどの舞台で活躍。その後、僕の記憶に新しいのはデカプリオとマーティン・スコセッシ監督とタッグを組んだ「ギャングオブ・ニューヨーク」。そしてアカデミーをとった「マイ・レフトフット」。この作品では、生まれつき身体に障害を持つ画家の役を演じていました。

 

碓井 リンカーン 1
今回「リンカーン」は争い、自由、家族と人間の根底に常にあるテーマを元に作られています。

皆が戦争に行き、その戦争を止められずにいるリンカーンの息子までもが戦争に志願してゆくシーンはとても印象的だった。

幼くして2人の息子を亡くしているリンカーンの息子はジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じていますが、
彼には彼の責任感、父親が大統領という誇りを胸にちゃんと抱いている。
親の反対を押し切って行こうとする息子。
是が非でも、無事な学生でいてほしいと願う妻メアリーそのあいだで揺れながらも、大統領として、父親として戦うリンカーン。彼は小さな世界から大きな世界までをも変える力を持つ「合衆国憲法修正第13条」を作る。
 
碓井リンカーン2
そんなリンカーンの心の安らぎは末息子のタッド。
子役の彼が、あのシーンを形にしたスピルバーグにも圧巻。
リンカーンとタッドのシーンを本当に心が透き通るような画力と、時間が流れる。
否決、可決の判断を待つシーンでは僕らの心臓がバクバクするでしょう。
それに相反して画面に流れる”時間”は必見です。

 

彼が追い求めて追い求めて、戦った歴史が。彼の自由への思いが募り、爆発し、あっという間に散って行く様なそんな映画です。
 
アカデミー俳優の自由への”目”はまっすぐで、真剣。
リンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイスのような芝居を求めて、
碓井は今、アメリカです!!

 

映画写真:ⓒ 2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION and DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO., LLC
20世紀フォックス映画

 

碓井リンカーン3
『リンカーン』
4月19日(金)より
TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!
※詳しくは『リンカーン』公式HP

※画像およびテキストの転載を禁止します。

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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2017/11/24

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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2016/11/29

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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