宝塚

宝塚歌劇月組公演『All for One』制作発表記者会見レポート

2017/06/07


 

珠城りょう

月組トップスター・珠城りょうさん
撮影/吉原朱美

 
珠城りょうさんの月組トップスター就任第2作となる三井住友VISAカード シアター 浪漫活劇(アクション・ロマネスク) 『All for One』~ダルタニアンと太陽王~の制作発表記者会見が行われました。アレクサンドル・デュマの名作『三銃士』小池修一郎さんが新たな発想で書き下ろす新作です。月組スターが勢揃いした華やかな会見の模様をレポート!

 

新生月組が一心同体となって描く、新たな『三銃士』の物語

 

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(左から)暁千星さん、宇月颯さん、美弥るりかさん、珠城りょうさん、愛希れいかさん、月城かなとさん、沙央くらまさん

 
制作発表は、まず出演者によるパフォーマンスから始まりました。世紀の色男アラミス(美弥るりかさん)、沈着冷静なアトス(宇月颯さん)、大胆不敵なポルトス(暁千星さん)が剣を手にして登場。そして、無敵のヒーロー・ダルタニアンを演じる珠城りょうさんが現れ、会見場が一気に華やかなオーラに包まれました。「All for One,One for All 一人はみんなのために、みんなは一人のために」と颯爽と歌い踊って、冒険活劇らしい盛り上がりを見せます。

 

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(左から)宇月颯さん、珠城りょうさん、暁千星さん、美弥るりかさん

 
そこに、月城かなとさん演じるベルナルドと専科の沙央くらまさんが演じるモンパンシェ公爵夫人が登場して、ムードは一変。小池さんオリジナルの登場人物で、ベルナルドは枢機卿マザランの甥で冷酷非情な剣士。モンパンシェ公爵夫人は国王に振られた腹いせに復讐を企てていると紹介されました。この二人と三銃士たちが対決するかが、ストーリーのカギを握りそうです。

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(写真左)月城かなとさん(写真右)沙央くらまさん

 
場面は変わり、金色のバレエの衣裳に身を包んだルイ14世が登場。演じるのは愛希れいかさん。本来は男性であるルイ14世を娘役トップスターの愛希さんが演じるという予想外の展開で、珠城さんとのトップコンビがどんな関係を見せるのか? ますます期待が高まりました。

 

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(左から)愛希れいかさん、珠城りょうさん

 
最後は再び出演者全員がラインナップし「All for One,One forAll」とテーマを歌い上げます。華やぎの中にも新たなドラマの展開が期待できるパフォーマンスとなりました。
 

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続く会見では出演者の珠城さん、愛希さん、美弥さん、月城さんに加え、脚本・演出の小池修一郎さん、宝塚歌劇団の小川友次理事長、本公演の特別協賛・三井住友カードの久保健代表取締役社長が登壇しました。

 
小川友次理事長
「お陰様で宝塚歌劇は2017年の103周年も順調にたくさんのお客様に来ていただいております。月組は(珠城りょうトップお披露目公演の)『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲』で大好評を賜りました。(新トップコンビ)の2作目が重要ではないかということで、万難を排して小池先生にお願いしました。

今回は100周年記念公演の『眠らない男・ナポレオン─愛と栄光の涯に』以来の小池先生の書き下ろし。明日から宝塚で稽古を開始するのですが、作品の中身は小池先生の頭の中でございます。皆様と共に、私も初日をワクワクして待っておりますので、どうぞご支援賜りますようよろしくお願いします。」

 
脚本・演出 小池修一郎さん
「タイトルにあります“All for One”はラグビーの合言葉になっていますが、この言葉は“一心同体”という四字熟語に訳すことができる。これが、これからの月組の目指すところになったらいいなと思います。珠城りょうが大らかなオーラを持ったスターとして活躍してほしいという思いがあり、月組の新しい体制であるということを合わせて、『三銃士』をベースにしたら面白いものができるのではないかと思いました。

『三銃士』の物語は実在の人物の伝記を元にいろいろなバージョンやいろいろなエピソードがございます。これは私共がキャラクターとして有名なダルタニアンと三銃士を含めて物語を作っていいのではないかと思い、史実と、史実でない部分を混ぜて作っております。

今の月組全員一丸となって「All for One,One for All」と言えるものを作りたい。ちょうど宝塚大劇場は夏休み期間の公演ですので、あまり頭を悩ませて考え込むものではなく、娯楽として楽しんでいただけるものができればと思います。今回の作品は色っぽいアラミスもおりますし、トータルにエンターテインメントとして面白いものにして、帰る時には、ワクワク、活力と元気をもって帰っていただけるようなものが作れたらいいなと思っております」

 

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爽快感のある、パワフルな舞台をお届けしたい

 

■□■BUTAKOME☆Information ■□■
 
All for one

©宝塚歌劇団

 
ミュージカル
三井住友VISAカード シアター
浪漫活劇(アクション・ロマネスク)
『All for One』~ダルタニアンと太陽王~

脚本・演出/小池 修一郎

 
《宝塚歌劇月組》
■宝塚大劇場公演
7月14日(金)~ 8月14日(月)

■東京宝塚劇場公演
9月1日(金)~ 10月8日(日)

※公演の詳細情報は宝塚歌劇公式HP

 

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2017/11/12

📹【加藤和樹のエンタメCafe No.10】〈銀座エ..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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