宝塚

【囲み会見】宝塚歌劇雪組『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/ Dramatic “S”!』東京宝塚劇場公演開幕!

2017/06/16


 

170616雪組囲み01

撮影/吉原朱美

 
6月16日、宝塚歌劇雪組公演 『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/ Dramatic “S”!』が東京宝塚劇場で開幕しました。初日通し舞台稽古後に、雪組トップスター・早霧せいな(さぎり せいな)さん、雪組トップ娘役・咲妃みゆ(さきひ みゆ)さんの囲み会見が行われました。この公演はお二人の退団公演となります。

 
まずは早霧さん、咲妃さんのご挨拶から。
 
早霧: 今日はお忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございます。千穐楽まで雪組公演の宣伝をよろしくお願いします!(笑)
 
咲妃: 本日は通し舞台稽古、ご覧いただきまして本当にありがとうございます。最後まで雪組一丸となって頑張ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

—— 『幕末太陽傳』は退団公演の作品としてお二人とも異色な役に取り組んでいらっしゃると思うのですが、意気込みを教えて下さい。
 

170616雪囲み02

 
早霧: そうですね、退団公演がこの役、この作品と決まった時にはかなりの戸惑いがあったのですが、「最後だから」「退団公演だから」ということを抜きにして、新たに挑戦できる作品、役に巡り合えたということに舞台人として感謝しています。

お稽古が進むにつれ(脚本・演出の)小柳(奈穂子)先生が宝塚歌劇らしく、でも原作の映画らしさを失わない作品に仕上げて下さったので、私自身も出演しているほかのメンバーも思い切ってその役に挑戦できているんじゃないかなと思っています。

東京公演を観てくださるお客様に更に楽しんでいただけるよう千穐楽まで進化する舞台を努めていきたいなと思っています。

 

170616宝塚雪組09

 
咲妃: 卒業公演ということで最後に演じさせていただく役が女郎の役というのは、ファンの方も最初は驚かれたようなのですけれど、お稽古させていただく中ですごく魅力的な女性、人としてすごく共感できる部分も多々ありましたので、私も早霧さんと同じくとても挑戦させていただける、やりがいのある役に巡り合えたと思っています。

 
—— 今回のショーの見所とレビュー全体の魅力についてお願いします。
 
早霧: そうですね、今回の『Dramatic “S”!』という作品は(作・演出)中村一徳先生ならではで、スピード感あり、どの場面もボリュームがあり、皆で作り上げるショーになっていると思っています。それプラス、私たちの退団公演にとてもフューチャーしてくださっています。

宝塚歌劇と言えば、お芝居とショーの二本立て!というところがとても魅力があると思っておりますので、お芝居とはガラッと変わって、お客様に華やかさと夢と希望をお届けできるショーになっているんじゃないかなと思っています。
 
咲妃: 今回のショーに関しましては本拠地(宝塚大劇場)での公演は、初舞台生のロケット(ラインダンス)もとっても素晴らしいものだったのですけれど、東京公演では雪組配属となった研一さんと、雪組の下級生皆で一丸となって頑張っております。ロケットはレビューの花と感じておりますので、下級生の皆からエネルギーをいただきながら私自身も一つ一つの場面を大切に努めていきたいなと思っております。

 
—— お二人のデュエットダンスの時の気持ちを教えて下さい。
 
早霧: いろんな形のデュエットダンスをこれまでさせていただいて、この3年間のコンビを組んできたからこそのデュエットダンスになっているなと思っています。ちょっと芝居っぽい、心の掛け合いのような振りをつけていただけているので、一回一回を新鮮にその時の気持ちを一つ一つ丁寧に振りに込められたらなと思っています。

 
咲妃: デュエットダンスに関しましてはとても一言では…(早霧さんを見つめる)お伝えしきれない思いがあるんですけれども、やはり早霧さんと一緒に歩んでこさせていただいた日々をとても象徴してくれるようなデュエットダンスになっておりますので….一回一回踊るとゴールに近づいてしまうので、本当に大切にご一緒させていただきたいなと思っています。
 

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—— お二人はこれまでもいろんな役を演じててこれられたと思うのですけれど、正統的な役から今回の異色な役まで、そういう宝塚歌劇の役の振り幅の広さについてお聞かせください。
 
早霧: 個人的に思うのは、やはり小林一三先生がいろんな方々に楽しんでいただける宝塚歌劇でありたいという思いが根底にあって、伝統を守りながらも新しい挑戦を続けていくということが宝塚歌劇が続いていく要因であると思っています。

一人一人のお客様に宝塚歌劇の存在を知っていただき、「また観たい!」と思っていただけるような劇団であり、タカラジェンヌでありたいなと思っています。
 
咲妃: 本当に色々な役を演じさせていただいてまいりましたが、それもやはりどんなお役でもそのカラーをきちんと体現なさる早霧さんの相手役をさせていただけるからこその個性的な役にも出会えたと思っていますので、感謝しております(早霧さんを見つめる。早霧さん、わざと目線を外して知らんぷりをする。一同爆笑)。いろいろなお役で本当に勉強させていただいてきましたので、どの役も本当に愛してやまないです。

 

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取材・文/BUTAKOME編集部・H
撮影/吉原朱美

 

※【舞台写真】BUTAKOMEセレクションは、コチラ

 

■□■BUTAKOME☆Information ■□■
 
幕末太陽傳
 
かんぽ生命 ドリームシアター
ミュージカル・コメディ
『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』
~原作 映画「幕末太陽傳」(c)日活株式会社 監督/川島 雄三 脚本/田中 啓一、川島 雄三、今村 昌平~
脚本・演出/小柳 奈穂子

かんぽ生命 ドリームシアター
Show Spirit
『Dramatic “S”!』
作・演出/中村 一徳
 

■雪組東京宝塚劇場公演
2017年6月16日(金~ 7月23日(日)

※公演の詳細情報は宝塚歌劇公式HP

 

※画像およびテキストの転載を禁止します。

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)、「松任谷正隆のディア・パートナー」(FM東京)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2017/03/22

📹【加藤和樹のエンタメCafe No.8】〈池袋エリ..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
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