宝塚

宝塚歌劇雪組トップスター・早霧せいなが、これまでの人生のすべてを捧げた宝塚に別れ!―男役を愛し、宝塚を愛し、仲間を愛し、駆け抜けた、幸せな奇蹟の日々を胸に―

2017/07/29


 

早霧せいな003

撮影/吉原朱美

 
サヨナラ会見
 
ラストステージを終えた早霧さんは、金メダルを取ったアスリートのようなさわやかな笑顔で会見場に現われました。まず、早霧さんから「宝塚の舞台を無事に卒業することができました。本当にありがとうございました。お忙しいなかお集まりいただき、本当に光栄です。よろしくお願いします」と挨拶。

宝塚のすべての舞台を終え、いま改めて、宝塚とは早霧さんにとってどういったところだったか? という記者の質問に、「宝塚を知って出会ってからの年月というものは、すべて宝塚に捧げた日々だなと思っていて。なので、私のすべてでした」ときっぱりと応えたのが印象的でした。
 

会見でのコメントを全文紹介
 
――今後のことをさしつかえない感じでお伺いできたら。

「軍の機密です(笑)。機密事項のため、私の口からは申せません。というか、まだまだ自分も初めて宝塚の世界から足を踏み出しますので、どういう世界が待っているかというのは、自分自身初めて感じるところだと思いますので、一歩一歩踏みしめながら、しっかり景色を眺めながら歩みたいと思っている所存でございますので、軍の機密事項にさせてください。」

 
――男役を本当に愛していらした早霧さん、改めて男役をどういうふうに感じていらっしゃいますか?

「私が感じるのは、宝塚の世界の中であるからこそ成立するのが男役だと思っていて。男役は男役だけでは存在できなくて、横には娘役さんがいて、そして、それを成立させてくださるスタッフの皆さまがいらっしゃってこその男役だと思っているので、その魅力となるとうまく伝えられないんですけど。こんなに面白くて楽しくて没頭できるものはないと思うくらい、そういう存在が男役です。」

 

早霧せいな004

 
―――サヨナラショーにこめられた思いと、相手役の咲妃みゆさんへの思い

「下級生時代からいろんなナンバーを歌う作品に出演させていただいたんですけど、やはり自分のサヨナラショーとなったときには、自分が雪組で主演男役として立たせていただいた作品のなかからという思いが強かったので、そのなかから選ばせていただきました。やはり咲妃は一緒にトップコンビになって、最後も共に卒業する、そういう咲妃と共に創るサヨナラショーでもあるなと思ったので、2人のデュエット曲やナンバーにおいては、彼女の希望も大いに入っております。
咲妃には、よくよく中学生男子とか言われるんですけど、こんな大人な女性なのに。そんな私をずっとずっと変わらず側で支えてくれたのが咲妃で、彼女の一生懸命な姿勢だったり、変わらない気持ち、そして粘り強い根性(笑)、彼女がいたからいまの私はここまで歩んでこれたんじゃないかなと思っています。雪組の仲間もそうですけども、咲妃がいたからこそここまで歩んでこれたという存在です。」

 
――男役の質問に関連して、異色な役にもたくさんチャレンジされて、男役の役の幅を広げられたと思うのですが、男役の可能性みたいなものをどう感じていらっしゃいますか?
 

早霧せいな014

 
「そうですね、可能性に関してはちょっとわからないですけど、やはりどんな作品、どんな役であっても、宝塚の世界で成立しなければ、宝塚の舞台としては成り立たないと思っているので、やはりどんな役でも自分自身としては宝塚のファンの方々に納得していただけるものをということで……そこはたぶん、自分が宝塚のファンだからこそ強く意識してきたところだと思うのです。なので、可能性は無限にあると思うのですが、やはり宝塚らしさというのはけして失ってはいけないんじゃないかなと思っています。」

 

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会見での早霧せいなさんのコメントを全文紹介②
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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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