宝塚

宝塚歌劇雪組トップスター・早霧せいなが、これまでの人生のすべてを捧げた宝塚に別れ!―男役を愛し、宝塚を愛し、仲間を愛し、駆け抜けた、幸せな奇蹟の日々を胸に―

2017/07/29


 

早霧せいな005

 

―在任期間中、動員記録も打ち立てられて、これだけ集客できた要因はなんだと思われますか?

「宝塚というのは5組ありますし、1組には70人から80人の生徒がいて、みんな1人1人が輝けば輝くほど1人の生徒をたくさんのお客様が見たいと思ってもらえることに繋がるのではないかと思います。なので、自分だけではなくて、やはりみんなで創り上げる舞台というのを、そしてみんなが輝いていたらきっと、その輝いているみんなを見たいと思ってくださる方がたくさんたくさん出てきてくださる、ということを信じて。より組子が輝けるように、輝いたみんながやるからこそ、作品が輝いてくると信じていたので、そこなんじゃないかなとは思います。」

 
――以前から男役でなくなった自分が想像できないとおっしゃってたんですけど、明日からいちばん最初に何をやりたいなぁとか、今日これで男役をやり終えたというその思いを教えてください。

「まず男役…山口百恵さんみたいに、マイクを下に置くように、男役を永久に置くんですけど、だからこそ想像ができない分、すごい楽しみでもあります。これだけ熱中して没頭してきたものがあるから、それが消えたときに自分がどうなるのかという、最初は不安感もあったんですけど、いまはむしろ楽しみでもあり、宝塚を愛し、男役を愛し抜けたからこそ、今度はその宝塚を見る側になって、さらに応援する側になったときに、ものすごい力が出るんじゃないかなと思っています。その自分にも期待したいと思っています(笑)。

そして、今日1日、本当に楽屋のささいなことからうるうるきまして、毎日上級生の方々やお部屋の方々と、今日の舞台もよろしくお願いしますというご挨拶をさせていただくのですが、
 

早霧せいな006

 
その瞬間に、わぁこの挨拶最後なんだって思ったら泣けてきたり(このあたりから涙が溢れ出す)
 

早霧せいな007

 
舞台もそうでしたけど、今まで続いてきたことがあまりに充実してあたりまえだったので、それを噛みしめたときには、本当になんとも言えない寂しさと感謝の気持ちで、いまもこうして涙が出ますけど、はい。
もともと涙もろいんですけど、いったん封印したのですが、また涙もろさが出てきてしまいました(大笑)。」
 

早霧せいな008

 
――もしも一つだけ願いを叶えられるとしたら、いま何を願いますか?

「(笑)いやもう願いはないです。もう十分、本当に幸せな宝塚人生を歩ませていただいて、これ以上のものを願ったら神様に怒られちゃいますね。それくらい本当に、皆さんに感謝しきれないほどのものをいただいたので、やはり今後、自分がちゃんといただいたものを少しでも社会貢献としてお返ししたいなと思っています。」

 
――宝塚との出会いと、そこから今に続く話を。

「長い長い道のりだったので、一言では語り尽せないです。本当に、宝塚に出会わせてくださった神様に感謝ですね。自分が宝塚に出会っていなかったら、どうなっていたのかわからないですし、それくらい出会ってこの奇跡を歩めたことが、出会ってくださったすべての方に感謝ですし。中2病的に私はこれからどうなっていくんだろうって悩んでいたんですよ。そこにふと出現した宝塚がもう雷のようの私の上に落ちてきましてね、それで今があるという、この最高の出会いと最高のご縁に、ただただ感謝しています。」

 

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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