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宝塚歌劇雪組トップスター・望海風斗さんインタビュー☆『ひかりふる路(みち)~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』『SUPER VOYAGER!』―希望の海へー

2017/11/01


望海風斗

 
――野口先生が望海さんをリサーチするなかで、「家に帰ってもスカイ・ステージ(宝塚歌劇専門チャンネル)を見てしまうほど男役の研究をされている」「彼女は研究し尽くして自分のものとしている」ことに衝撃を受けたとおっしゃっていましたが?

 先生は私が出演している『Brilliant Dreams +NEXT』という番組をご覧になられて、そうおっしゃったんです(笑)。宝塚に入ってからビデオなどで過去の作品をどんどん掘り下げて見るようになったら、とても面白くて止まらなくなりました。

あとは100周年の時に拝見させて頂いたのですが、それぞれ歴代トップさんたちが細かいことを気にせずに、純粋にお客様を楽しませたいという気持ちでパフォーマンスされていて、それだけでこんなに見てきた私たち現役生までもをドキドキワクワクさせることに衝撃を受けました。その魅力は何年たっても色褪せないというところが、宝塚の男役の素敵なところだなと思います。

やはり皆さん、とても男役を愛してらっしゃって、今も宝塚や男役が大好きという気持ちでいらっしゃるから、退団されて何年たっても色褪せないのだなと。100周年の時にお話しもさせて頂いたのですが、作り込んでいないカッコ良さといいますか、本来のその方のそのままの姿で男役をやっていらしたのだなということに行きつきました。辞められても変わらないというのは、きっとそういうことなんじゃないかなと思います。

 

 
――望海さんが最初に好きになったスターさんは?

 一番最初に見たのが、映像では『PUCK』(92年月組)で、劇場では『グランドホテル』(93年月組)でしたので、当時月組で活躍されていた天海祐希さんです。当時の私は幼かったので、作品がどうというよりも、宝塚の舞台やスターさんが放つキラキラしたところに、一瞬にして憧れを抱きましたね。

 
 宝塚の男役を研究し尽くし、自分のものにしているという望海さん。そして、そんな望海さんに備わっている類いまれなる表現力。おそらくいまだかつて見たこともないような爆発的な魅力を持ったトップスターが舞台に舞い降りるはずです。トップスターとして宝塚大劇場で最初に見せてくれるロベスピエール、そしてショーでの“望海風斗”への期待はどんどんふくらんできました。最後に望海さんからのメッセージをお届けします。
 
「ショーでは、私の望海の「望」と真彩希帆の「希」を足して、先生が名付けてくださった“希望ダンス”という観客参加型の場面がありますので、初めてご覧になる方にもぜひ参加して頂きたいですね。私自身も観客参加型というのは初めてですので、ちょっとドキドキしますが、今からとても楽しみです。お芝居でロベスピエールの重厚かつドラマティックな世界に浸った後は、ショーでぜひ一緒に踊って楽しんで頂けたら嬉しいですね」

 

撮影 / 吉原朱美
取材・文 / 吹春規子
構成 / BUTAKOME編集部

 

望海風斗(のぞみ・ふうと)

プロフィール
10月19日生まれ、神奈川県出身。2003年『花の宝塚風土記』で初舞台後、花組へ配属。’14年、雪組へ組替え。’16年KAAT神奈川芸術劇場公演『ドン・ジュアン』で主演を務め、圧倒的な歌唱力と的確な表現力で好演、観客の心を掴む。’17年7月、雪組トップスターに就任。8月~9月の全国ツアー公演『琥珀色の雨にぬれて』『“D”ramatic S!』でお披露目を果たす。

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

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📹【加藤和樹のエンタメCafe No.10】〈銀座エ..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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ブタコメ編集部

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