伊礼彼方の物見遊山

エンジェル・イヤーズ・ストーリー③ 2009年12月観劇

2010/02/04

親にも社長にもなった事がないので三沢さんの気持ちはわからないが、
男の責任感というものはなんとなく解る気がする。
自分の力で家族を支えようと思うと、男はだいたい一発目に「仕事」がでてくる。
それもとても大事だとは思うが、嫁や子供というのは考え方が違う。
愛情の裏返し…とも言えると思うが、
男としては家族に対して“照れ”みたいなのもあるし、一番近しいはずなのに距離ができてしまう。
立場や状況で、家族の形も色々なんだなぁと勉強になりました。

冒頭でも触れましたが、2年くらい前まで、僕も“自分”を持ちすぎてしまった人間の一人でした。
本人にそのつもりはなくても、無意識に誰かを傷つけてしまう。
本当はとても愛していてもです。
本人はその事実に気づいてないケースが多い。
相手のためだと思って注意してみても聞く耳持たず。
言われる方はストレスが溜まり、言う側は疲れます。
お互い思いやっていても、上手く行かず互いの気持ちが空回りしてしまう。
難しいですよね、コミュニケーションって!
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伊礼彼方の物見遊山

エンジェル・イヤーズ・ストーリー② 2009年12月観劇

2010/02/01

今回観劇したのはこの作品。

「エンジェル・イヤーズ・ストーリー」

出版社の社長をしている三沢は、無断欠勤を続けている女子社員を捜すため、ライブハウスに行く。
中に入ると、ステージ上で演奏してるのは、彼の息子・響太だった・・・。
息子が音楽活動をしてる事を知らなかった三沢は、
ライブが終わってから響太を問いただすが、
事情を知らない響太の友人ともみ合いになり、頭に怪我を負ってしまう。
病院で目が覚めると、三沢の耳には不思議な力が宿っていた。
口から出る言葉とは別の「心の声」が聞こえてくるのだ。
困惑する三沢だったが、娘も何か隠し事をしてることを知り、その原因を調べ始める・・・。

この後にいろんなハプニングがあるわけなんですが・・・。
休憩なしの2時間くらいだったかな?
どういう結末かは言ってしまうと面白くないので控えますが、
冒頭からいい意味で騙されました。
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伊礼彼方の物見遊山

エンジェル・イヤーズ・ストーリー① 2009年12月観劇

2010/01/28

BUTAKOME

僕にとって2009年はとても大きな一年でした。
「エリザベート」でのルドルフ皇太子から始まり、
トップスターの方々とのコンサート「LOVE LEGEND」、
4人だけの現代ミュージカル「グローリーディズ」では
大人びた生意気な大学生スキップと向き合い、
「アイーダ」では純粋まっすぐ君のラダメス将軍をやらせて頂きました。

そして合間合間でこの「観劇コラム」を書かせて頂きました。
2年前の僕には考えられない。これだけ仕事を頂けるなんて・・・。
感謝感謝感謝でいっぱいです。

私事ですが、ミュージカルの世界に入るまではいくら頑張っても芽が出ず、
一銭ももらえず空回りばかりしていた。
だからと言ってまだ芽が出たわけではないですが、
一年にこれだけ色んな経験をさせて頂けて、
尚かつお金を貰えてる状況が、たまに今でも信じられない事があります。

「なんで頑張ってるのに成果がでないんだろう?」
とよく悩んでました。
「頑張っている!」
そう思っていたのは僕だけでした。
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落語「J亭」

広瀬和生の「J亭を聴いた」(平成21年11月分)<6>

2010/01/27

お待たせしました。11月に開催された「四季 秋Part III」をお届けします。
今回は、立川左談次師匠をお迎えしの開催となりました。

立川談笑『火焔太鼓』

直江兼続の「恋」の兜や前方後円墳の鍵といった怪しい品物ばかり仕入れては損をしている道具屋。父もお雛様の首が抜けるのなどを商う道具屋だったという。この道具屋が今日も何か仕入れて風呂敷にくるんで背負ってきた。「あっ、何この汚い太鼓! またこんなもの買ってきて!」と怒る女房、「ペッ!」と太鼓に唾を吐きかけ。「なんでこんな汚い太鼓に一分も出して買うの! ほら、ここなんか唾みたいなのが付いてる!」「それオマエの唾だよ」

そんな汚い太鼓だが、小僧が叩いてる音を聴いて気に入った殿様が買ってくれるという。お屋敷に呼ばれた亭主、女房に「こんな汚い太鼓を持ってきおって!って怒られて、松の根元にくくりつけられて頭の皮はがされて殺されるよ! 松の根元に『助けて』って足で書いて朽ち果てるんだよ」と脅される。「太鼓だけに…うち死によ(泣)」「なんだその人情噺は」と言いながら二人は涙に暮れる。「逃げようか」「私たちの足じゃ逃げ切れない」と諦めて太鼓を背負い、出かけようとする亭主。「オレ、どこへ行くんだっけ?」「今日はそういうキャラじゃないの」

赤井御門守様の屋敷へ着くと門番が「高木作左衛門様のところへ?」「それは違います」「では近藤様が松の肥やしにされると?」「それも違います」 案内される途中に松があるのを見て「あれが噂の松を曳いたり戻したり…ああっ! 松の根元に誰か死んでる! 」「あれは初音の鼓を持って来た道具屋だ」

太鼓を出すと「この汚い太鼓か?」と取次ぎの重臣が驚く。「何故オマエのところの小僧は猫の屍骸を叩いてるのかと思っていたが…」 太鼓を持って重臣が去る。「ここで逃げたら新しい展開だ」と逃げようとした道具屋だが、扉は閉まって出られない。万事休す。しかし、殿様に見せるとたいそう気に入ったとのこと。「嘘だ!」と怯えきっている道具屋を、重臣がなだめる。「あれは火焔太鼓という名器だとか。いくらで手放す?」「そうやって油断させて捕まえて松の根元に縛るんでしょ! それで口の中に虫が…」「何を妄想しておる。手いっぱい値を言ってみよ」「百億万両!」「値段になっておらんな。三百両でどうだ?」「嘘だ! 贋金で騙すつもりだ!」「おまえ、縛られたいのか?」

なかなか信用しなかった道具屋だが、三百両を受け取ってようやく現実だと納得、上機嫌で帰る。「あっ! オマエさん生きて帰ってきたってことは大変だ、アナタ縛られそうになって反対に刀を奪ってみんな斬り殺してここへ舞い戻ってきたんだね、逃げなきゃ!」「バカ、あの太鼓が売れたんだよ」と三百両を目の前に出す。「これなら文七さんが六人来ても大丈夫ね。やっぱり商売上手ね、今度は半鐘買ったら?」「だめだよ、オジャンになる」「死語なのよソレ。サゲの当てはあるの?」「太鼓だけにドンドン儲かる」「今日のお客さんそれじゃ許してくれない」

「…なんて、あの頃は大変だったなあ」「あの三百両でここまで来たわね」「そうだな、筆取ってくれ、表書き書いておこう。『はてなの茶碗』と」

名人志ん生の十八番として知られる噺を、談笑オリジナルのギャグ満載で作り変えた爆笑編。パロディ的なサゲも、もちろん談笑の創作。

立川談笑『火焔太鼓』(「J亭 談笑落語会 四季『秋』Part III」より)
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伊礼彼方の物見遊山

「Garantido 生きた証」 稽古場速報!

2010/01/26

BUTAKOME

只今、「大和魂育成道場」で日々、修練しております!!

初のTSミュージカルファンデーション、
噂と違って、謝先生はとても優しい眼差しで
難しい振り付けをくれます。←ウサワ通りやんけー(笑)

動かしたことがない内筋を動かす、
オリンピックに出れそうなアクロバティックや
世界初の「●●ダンス」もお目見えしますよ!
(●●ダンス、幕が開くまで内緒です。笑)

二役のスイッチの変換の難しさや
感情表現の仕方を模索しながらも
リアルなニッポン人の魂(ココロ)を
皆さんにお届けできるよう、
キャスト一丸となって稽古に励んでいます。

皆さん、ぜひ、観に来てくださいね。

人生、変わりまっせー。
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伊礼彼方の物見遊山

パッチギ!・フォトギャラリー

2010/01/21

BUTAKOME

BUTAKOME

BUTAKOME

BUTAKOME
劇場エントランス入口にかざってある
ツリーのオーナメントエンジェルに

イベント・その他

韓国「モーツァルト!」観劇モニターツアー 2次募集

2010/01/20

 韓国ドラマやK―POPなどで、日本でもすっかりおなじみの韓流エンタメ。
そんな中、新たなスターを発見する手段として、今、全世界から注目を集めているのが
“韓国ミュージカル”
ソウルは今、空前のミュージカルブーム。観光やグルメ、ショッピングに続く新しい韓国の楽しみ方。
それが“韓国ミュージカル”なのです。

サンケイリビング新聞社では、パク・コンヒョンさん主演のミュージカル「モーツァルト!」で
韓国観劇モニターツアー参加者の第二次募集をスタートしました。

BUTAKOME

パク・コンヒョン
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伊礼彼方の物見遊山

パッチギ③ 2009年12月観劇

2010/01/15

とまぁ、これは独断ですが、そんな悲しいテーマを基に作られたであろうこの「パッチギ!」は、
映画では楽しめない舞台ならではの演出が施されている。
それは朝鮮の伝統芸能・朝鮮舞踊です。これはまさに「あっぱれ!」

表現のしかたに迷うんですが、ピンクや青や赤の民族っぽい衣装に身をまとった女の子たちが、
天使のように舞っているのです。独特の振り付けと包み込むような暖かい音楽。

暗いテーマの中にある明るい象徴的な場面は、
一瞬にして観客の目を捉えたと思います。

少なくともダンス嫌いの僕が心奪われたので相当良かったです。これは絶品!!!

もちろん主演の山本さんも三倉さんも素敵でしたが、役者さん一人一人が生き生きしてました。
若さあふれる彼らの演技を観ながら、心が燃え上がって行くの感じました(笑)
「若さ」ってその瞬間だけのモノだから、見逃さないようにしたいですね。
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イベント・その他

リビング新聞 韓国観劇ツアー 動画メッセージ

2010/01/13

ミュージカル「モーツァルト」主演のパク・コンヒョンさんから動画メッセージが届きました!


「コンニチワ、ワタシハ、パク・コンヒョンデス。
お会いできて嬉しいです。
ここは、私が今やっているミュージカル『ウェディング・シン ガー』の楽屋で、今はその公演をしながら、もうすぐ皆様とお会いできる『モーツァルト』の稽古をしています。
一生懸命稽古をしていますので、皆様がいらっしゃった時には必 ず良い公演をお見せできるよう、がんばります。
サンケイリビング新聞によるラブラブ・ミュージカルツアーで皆 様をお待ちしています。
カンコクデ、マッテマス」

BUTAKOME

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伊礼彼方の物見遊山

パッチギ② 2009年12月観劇

2010/01/07

BUTAKOME

とまぁ~、こんな甘酸っぱいストーリになっている訳なんですが、実は違います。

この作品は、日本人によって太平洋戦争で傷つけられた朝鮮人の悲しみが含まれているお話です。
ただのラブストーリーだったらこんなに共感は出来なかったが、
見え隠れするこの悲しいテーマが僕に何かを訴えかけているようでした。

つい最近読んだ本に、太平洋戦争の内容が記された文章がありました。
『1945年に太平洋戦争が終わるまで、朝鮮半島は日本が支配していました。
1910年の「韓国併合」以来のことで、日本が支配した36年間を、
韓国では「日帝支配36年の恨み」と表現します。
日本支配中に、朝鮮半島の人々は、
日本語を使う事を強制され、氏名も日本風に変えさせられました。
「創氏改名」です。
【「そうだったのか!現代史」著:池上彰 より抜粋】
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