伊礼彼方の物見遊山

奇跡の人② 2009年10月観劇

2009/11/12

BUTAKOME

もちろんミュージカルが嫌いだってわけじゃないですよ。
ただ歌やダンスがないぶん、何も考えずに思いっきり話に入り込める。
会話ほどシンプルで解りやすいものはないですよね。
でもヘレンは言葉を知らない。

僕が主に感動するシーンは大抵セリフではなく、セリフのない行動や仕草に感動を覚える事が多い。

「目は口ほどにものを言う」とよく言いますが、
共感してくださる方も多いと思います。

そう言う意味でもこの作品は、僕の心を捉えて離しませんでした。

目が見えなくて耳が聞こえない。
まして会話が出来ない実在した少女が題材のこの作品は惜しげもなく僕の心の奥深くに入り込んできて、僕の【哀れむ感情】に直球で疑問をなげかけてくる。

感動すればするほど、自分が“差別の目”で見ている事を気づかせてくれた。

そんな自分に嫌気がさしたけど、それが事実だ。
人間は常に差別偏見の目で世の中を見ている。
それは自分を正当化するためであり、自分自信を保つためだと思う。

だからヘレンの家族がとった行動は賛否両論あると思うし、
第三者から見たら残酷である。
そんな第三者の目線であり、盲目や心の痛みも知っているアニーの家族との正反対の行動は、
愛情があるからこそ、これまた哀れむ人間にとっては残酷なのかもしれない。

“愛情の裏返し”

そんな言葉すら浮かんでくる。

この両者の感情は人間誰にでも備わっていて、その都度その都度選んで生きているのだが。
この感情のぶつかり合いが大きなドラマを生んで感動を呼び起こす。
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落語

『猫と金魚』他

2009/11/09

お待たせしました。
9月25日(金)に開催されました「四季 秋 part I」のお話です。

『猫と金魚』

 あるお店の旦那。番頭を呼んで「金魚がいなくなった」と言う。「私は食べません」「誰がおまえだと言った! 隣の猫が金魚を食べちゃうんで困る。金魚屋が通るよ。買ってきてくれ」「買ってきました」「猫が食うから上げとけ」「あげました。かわいい猫ですね」「金魚を猫にあげろと言ったんじゃない! 金魚屋が通るよ、買って来い!」「買って来ました」「上げとけ!」「カラッと揚げました」

 まったく話が通じない番頭。「そんなところに上げるんじゃない、おろせ」と言えば「三枚におろしました」、「高いところに上げろ!」と言えば湯屋の煙突の上に。「だんなさまーっ!」「この落語でホントに煙突の上に登るのは初めてだな。そんなところにあるの望遠鏡で見たって心が癒されないよ! 下に降ろせ!」 ガチャン!「煙突の中に落とすんじゃない!」 その後も、金魚と金魚鉢を別々に棚に置いたり、とにかくメチャメチャな番頭。「ひょっとして金魚の敵は猫じゃなくてオマエだな番頭!」(笑)

 湯殿の棚の上に置いたら、窓が開いてて猫にやられた。「猫を追っ払え!」と言われて番頭が猫に挑むが散々にやられ、仕方なく近所に住む威勢のいいトラさんに猫退治を依頼するが……。『のらくろ』シリーズで知られる田河水泡が初代柳家権太楼のために書いた「昭和の新作落語」の談笑版。サゲ近く、「こういう演出初めて! これ、オチ考えてるんだろうな!」「え、私に振るんですか!」と談笑らしい意外な展開も。
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伊礼彼方の物見遊山

奇跡の人① 2009年10月観劇

2009/11/04

気がつけばもう11月。そしてあっという間に1年も終りです。
今年を振り返るにはまだ早いですよ。
まだやり残したことがあるんです。
そう!俺はサンタに新しいパソコンを頼んだのです。
・・・・・・。
いや!あなたの言いたい事はわかってます!
「気が早い」
そう思ってるんでしょう?
はいはい、わかってます。ですが、なんでも「早め早め」が僕のモットー!
お許しください。
たとえあなた様のお願いでも、このスタイルを崩すことは
・・・・・
できない!!!
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演劇・ミュージカル

ブルーマン

2009/11/02

BUTAKOME

ブルーマン日本公演が
明日(11/3)で、残すところ30回!

11月29日の千秋楽までカウントダウンイベントも開催中だそうです◎
しかも明日は、な・な・なんとウルトラマンブルーマン
コラボするとか???
見たーい☆

ということで・・・
ブルーマンとご縁が多々あった事業部・Wは、
あとちょっとで、ブルーマンとサヨナラなんて
サビシイ~・泣
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伊礼彼方の物見遊山

「奇跡の人」速報!!

2009/10/29

BUTAKOME

ヘレン・ケラーを観てきました。

「奇跡の人」
もう『最高!』の一言に尽きます。

最後はガンガン泣かされて、サングラスを持ち合わせてなかった事を後悔するくらいに。

こんな言い方は失礼かもしれないけど、チケット代以上のものをくれた作品でした。

温かくて心のあるヘレン・ケラー。そして等身大のサリバン先生。

一人でも多くの方に観に行って欲しいと思います。

BUTAKOME

※「奇跡の人」感想詳しくは、また来週!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■「奇跡の人」
11/8(日)までBunkamuraシアターコクーンにて上演中
詳しくは、下記HPを要チェック!!
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_09_kiseki.html
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伊礼彼方の物見遊山

CHICAGO③ 2009年10月観劇

2009/10/27

僕たち日本人は何故かなんでも遠慮する事が謙虚で美しいという概念がある。
そしてそれが礼儀だと教えられてきた。

しかし西洋人は違う。
「I’m OK!」と言って、なんでも自分でやってみせて自分からをアピールするらしい。
日本でそんな事をしたら
「生意気なヤツだ」「謙虚さに欠ける」とか言われるけど、
「遠慮していたら出番を減らされるだけだからね。必死だよ!」と力強くおっしゃっていた。

これぞ”ショービジネス”っていう瞬間なんだろうと思った。
国やカンパニーによって色々やり方は違うと思いますが、
その違いは実際に経験した人しか味わう事ができない。
選ばれた人です。

大澄さんのお話を聞きながら、自分も「いつか味わってやる!」という欲があふれ出てきた。

そして最後にはこんな事も言ってらっしゃいました。
「いつまで体が動くか分らないけど、動くうちにやれる事は全部やっておきたい」
本当にダンスが好きで舞台が好きなんだなぁというプロフェッショナルな印象を受けました。

正直、大澄さんがいなかったらこの舞台の印象は変わっていたと思います。

BUTAKOME
※フォッシーポーズを大澄さんから伝授中。
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伊礼彼方の物見遊山

CHICAGO② 2009年10月観劇

2009/10/22

BUTAKOME

この「CHICAGO」はジャズの音楽と、とにかくダンスで構成されている。
僕みたいにダンスやジャズに縁遠い人には「ちょっとしんどいかな」と思っていましたが、
観ているうちに、だんだん引き込まれていきました。

なんて言うんだろう・・・、西洋人特有の体系・骨格、
東洋人にはない凹凸とか・・・が、
この物語の中ではリアリティがあって、
言葉を超えた表情や動きが客席にビシビシ届いてくる。

セットチェンジもないし衣裳も変わらない。
照明は暗めだし演出も派手ではない。

それでも印象に残るシーンが多々ある。
それは役者一人一人のレベルの高さや、個人の存在感だと感じた。
舞台そのもの、この作品そのものが「役者次第」って感じでした。

なので、同じ“表現者”という職業として、
観ていてめちゃめちゃ刺激をうけました。

終演後、大澄さんのお話を聞くことができました。
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伊礼彼方の物見遊山

CHICAGO① 2009年10月観劇

2009/10/15

BUTAKOME

どうもお久しぶりです。今日シカゴから帰ってきました。

「The Musical AIDA」の公演が無事終わり、気分転換にちょっくら行ってきたんですが・・・。
いいですね、シカゴは。
あの香り・・・、あの華やかさ・・・、あの熱・・・、
やっぱ、シカゴはいい!!!
僕のオススメです。一度行ってみてください!

まぁ、シカゴはシカゴでも、
ミュージカル「CHICAGO」ですけどね(笑)
うっひひひひ!(引っかかった?引っかかったあなたは純粋な証拠!)

さて、初めてのブロードウェイ来日公演!を観たわけなんですが、
映画やDVDなど、普段から字幕スーパーを見ない僕にとって字幕の舞台は「どうなんだろう?」と、
観劇前は不安でした。
これに関しては見事不安通り、「疲れる」と思った。
役者に集中したいのに字幕を読むと表情が見れない。
表情を見ると内容を見失う。

「どっちも見たい!どっちも感じたい!」という欲求不満がうまれてしまった。
一回じゃ満足は出来なかった。
だからもう一度観に行きたいと思っているんですが・・・。

とまぁ、マイナスなイメージから入った「CHICAGO」なんですが、
こんな事もあろうかと思い、事前に映画版を観て内容は確認済み。
なので、ちょっと大袈裟に言ってみましたが(笑)観終わった頃には
「観れてよかった」と心から思いました。
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落語

「J亭 談笑落語会 四季 冬」先行発売開始!

2009/10/11

jtwinter 

 フジテレビ「とくダネ!」リポーターとしてもおなじみの立川談笑師匠による季節感あふれる落語会が「J亭 談笑落語会 四季 」。いよいよラストシーズンとなる「冬」の会の「チケットファン」会員先行発売が10月10日(土)よりスタートしました。
 フィナーレとなる2月の会にはスペシャルゲストとして兄弟子の立川志の輔師匠の出演も決定! 10月17日(土)より一般発売が開始されますので、チケットはお早めに!

「チケットファン」 http://w1.onlineticket.jp/living
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伊礼彼方の物見遊山

CHICAGO速報  2009年10月観劇

2009/10/09

BUTAKOME

台風18号、東京上陸の日。
雨にも負けず、風にも負けずに、行ってきました!!

今回は、伊礼彼方・観劇コラム、初の海外招聘公演
「CHICAGO」。

皆さん、知っていますか?
この公演に「大澄賢也さん」が出演されているんですよ。
僕はもうビックリでしたよ!!
何にって?
大澄さんが、海外の魅力的な出演者に負けず、
逆にリードしている感じで活躍されていて
日本人として誇らしかったです。

終演後、大澄さんからいろいろ貴重なお話を聞かせていただきました。
僕が見た日は、まだ3日目のステージだったそう。
それにもビックリでしたが
「これから、まだまだ毎回、進化していくよ。今後にも期待してくださいね」って
大澄さんがおっしゃってました。

後半、もう一度、観に行きたいと思ってます!!
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