演劇・ミュージカル

インタビュー

早霧せいなさんSpecialインタビュー☆ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』、『SEINA SAGIRI Summer Live 2018~みんなでジャンプ!!~』

2018/04/27


 

早霧さんインタビューR01

撮影/ 吉原朱美

 
宝塚歌劇団・雪組トップスター就任後のすべての公演において宝塚大劇場観客動員100%超えの新記録を打ち立て、雪組黄金時代を築いた早霧せいなさん。
昨年7月23日に退団後、充電期間を経て立ったステージ『SECRET SPLENDOUR』では、男役から女性への微妙な変化の時期にしか表現できない“新たな早霧せいな”の魅力を美しく強いオーラに包んで放出し、大好評を博しました。そして、まもなくスタートする『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で退団後初のミュージカルに挑みます!

宝塚トップ時代に、『ルパン三世』『るろうに剣心』など原作もののミュージカルの秀作を連打した表現力に、充電期間を経てさらに厚みを増した人間力で、どのようなヒロイン像を見せてくれるのか期待がふくらみます。さらに、退団1周年を記念して7月に開催する『SEINA SAGIRI Summer Live 2018~みんなでジャンプ!!~』への意気込みも含め、美しさと活力にさらに磨きのかかった早霧さんにステージに懸ける思いをお聞きしました。
 

退団後初のミュージカル
『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』に向けて

 
――『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』の稽古にまもなく入ると思いますが、作品に対していまはどんなイメージをお持ちですか?

台本と譜面を頂いて、いまは1人で覚えたり、想像をふくらませている感じです。ミュージカルですので、どんな感じで歌われているのかが気になっていたのですが、ブロードウェイ版を拝見したら、女性なのに皆さんとてもキーが低いんですよ。最初は男性の方が歌われているのかと思ったくらい。私の演じるテス役もベテランの方が演じられていて…。たぶん実年齢くらいで演じさせていただけると思うので、男役から女性に移行中のキーに関しても無理のないところで歌えるのかなと思います。いきなり女性になって、高い声で歌うこともしなくてすみそうなので、セーフって感じです(笑)。
 
台本はコメディタッチで、人との会話がすごく面白いので、読み進めていくと楽しくなってきます。きっと実際に人と会話を交わすと、よりふくらんできて、さらに歌やダンスナンバーがそこにはまっていくとどうなるのかな、と想像上で楽しんでいます。

 
――いまの段階で、宝塚時代とは異なることなどを感じることは?

まず今はこうして台本を頂いたりしますけど、そこが宝塚とはまったく違いますね。宝塚では組子全員が稽古の集合日に一斉に台本を頂きます。そこで初めて台本を開いて、本読みから始まるのがスタンダード。あと、稽古も時間がきっちり決められているので、全員一斉に始めます。今だと、今日はこの方は他の仕事でNGだからと、個人個人で進めていきます。臨機応変で宝塚時代もやってきたつもりですけど、臨機応変にさらに磨きをかけていかないとやっていけないんだろうなというのは、薄々感じております。全員揃わないとできない、というのはありえないんですよね(笑)。

 
――早霧さんは、臨機応変に行うことが得意そうですが…

そうですね(笑)。そうやっていく方が面白いですよね。決まりきったことをやり続けるよりも新鮮なので、新しい何かが生まれてきたりもします。そういうこともマイナスと思いきやプラスと思って取り組んだ方が、自分の役作りがいい意味で変わったりすることもあるんですね。

 
――退団後、『SECRET SPLENDOUR』を経験されていることも大きいですか?

稽古前のマインドとしては、だいぶ前向きな発言ができるようになったかなと思っています(笑)。『S S(SECRET SPLENDOUR)』の時は、初めての方々と顔を合わせたりすることが想像できなくて、全員ナイフを隠した人ばかりなんじゃないかと思っていたんです(笑)。シャーッと牙をむかれて爪でひっかかれるんじゃないかって。失礼ですよね。イメージですよ、もちろん皆さん爪はなかったですし、逆にとても優しかったです。一度だけですが、その経験があるので、今度の共演者の皆さんもきっといい方ばかりなんだろうなと思っています。

 
――共演者の方々とはお会いになりましたか?

ポスター撮りが別々でしたので皆さんにお会いできていないのですが、相手役の相葉裕樹さんが出演されている舞台を観に行きました。そこで、今回演じるテスの役柄(ニュースキャスター)と絡めて、ニュースキャスターが相葉さんに突撃インタビューをするという体でお会いしました。とても好感が持てるいい奴(笑)って印象だったので、一緒に作っていくのが楽しみだなと思いましたね。ただどうしても夫となる人というより、弟分的な感じに思えちゃうんですよ。たぶんあちらもそう思っているかな(笑)。でも、二人で素敵な夫婦像を作れるよう頑張ります。

 

<次のページ>
楽しい会話で繰り広げるテンポ感を
体に沁み込ませて演じたい

 

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早霧せいなのビタミン“S”

 

■□■ 早霧せいな☆Information ① ■□■
 

ウーマン・オブ・ザ・イヤー

ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』

原案・原作:ピーター・ストーン

作曲:ジョン・カンダー

作詞:フレッド・エッブ
 
作詞・演出:板垣恭一

出演:早霧せいな、相葉裕樹、今井朋彦、春風ひとみ、原田優一、樹里咲穂、宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)  ほか

■大阪公演
5月19日(土) ~ 5月27日(日)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
料金:全席指定12,500円

■東京公演
日程:6月1日(金)~6月10日(日)
会場:TBS赤坂ACTシアター
料金:S席12,500円 、A席8,500円

詳細は『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』公式HP
※未就学児入場不可

 

 

 

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2018/06/09

堤 真一×中井美穂 スぺシャル対談▷6月16日開幕!『お蘭、登場』

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Profile

ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2018/06/21

【早霧せいなのビタミン“S”】其の三 .「新しいことに挑戦」

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2018/06/04

尾上松也のエンタメ異文化交流録▷ミュージカル『メリー・ポピンズ』大阪..

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト
【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2018/05/18

📹【加藤和樹のエンタメCafe No.17】〈三軒茶..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
【Official blog】 公式ブログ

2018/06/30

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.3「オツの中のオ..

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東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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