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☆ミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』

『天(そら)は赤い河のほとり』/『シトラスの風-Sunrise-』3/24(土)正午より発売開始!

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ニューヨークから直送!最新ブロードウェイレポート

演劇ライター・大原薫のNYから直送◎第3弾◎名作を新しい形でリニューアルした今年の新作

2014/11/19


 
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ニューヨークコラム②
~ミュージカルという夢を追う日本人女性……高橋加奈さん

 
夢が叶う街ニューヨークで「ミュージカルの舞台に出たい」と夢の実現に向けて努力を続ける高橋加奈さん
私が毎年ニューヨークに行く度に現地でミュージカル情報を交換している友人でもあるのですが、今年は会えませんでした。なぜなら、コロラド州MIDTOWN ARTS CENTER(MAC)で上演中(~11月22日)の『ミス・サイゴン』にイベット役で出演しているからです!(ちなみにこの公演には元劇団四季の撫佐仁美さんも出演)

 
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(C)Midtown Arts Center
 
埼玉県生まれの加奈さんは小さいころからバレエ、ダンスを学び高校卒業後渡米。ブロードウェイで見た『RENT』に感銘を受けてミュージカルの世界にのめり込んだそうです。名門アルビン・エイリースクールでダンスを学び、2012年に卒業。今年はMACとウェストバージニア州での『南太平洋』に米兵ケーブルと恋に落ちる島の娘リアットという大役で出演しました。
英語ネイティブでないという言葉の壁、アジア人で役柄が限られるなど、様々な困難がある中で舞台出演のチャンスを得ることはどれだけ大変なことか……。でも、夢に向かってひたむきに歩んでいる加奈さんの姿は、清々しい輝きに満ちています。
加奈さんにお話を伺いました。

 
KANA SOUTHPACIFIC1
(C)Keith Schneider
 
加奈さんが『南太平洋』に出演して印象に残ったこと、得たものは?

「ブロードウェイの『RENT』に感銘を受けた翌日に観た『コーラスライン』でヴァル役を演じていたジェシカ・リー・ゴールディンさん(ネリー役)と共演できたこと。ディレクターの要望に即座に応じる賢さやポジティブさに真のプロの姿を見ました。
リアットは台詞が少ない分、表情や動作での表現が求められます。演技面で私を大きく成長させてくれた役です」

 
現在出演中の『ミス・サイゴン』で、ご自分の見せ場や好きな場面は?

「『American Dream』などのダンスシーンが好きですが、自分の見せ場として大切にしているのは『Kim’s Nightmare』。撤退するアメリカ軍に助けを求め、私ともう一人の夫婦役で大使館に押し寄せるシーンです。ここで軍は私に対して“Gooks”(東洋人という侮辱語)を使います。混乱の中でアメリカ軍の本質がちらっと表れる部分です。サイゴン陥落のシーンでは、極力演技面で余計なことは考えないように、ただその瞬間ベトナムで必死に生きようとする一人の人間という意識で、その日その時感じた感情(哀しみ、恐怖、絶望など)に従うスタンスでいます」

 
KANA-SOUTHPACIFIC2
(C)Keith Schneider
 
加奈さんにとってミュージカルの魅力は?

「私がそうであったように、時に一人の人間の人生をも変えてしまう影響力があること。生身の人間が演じる舞台は、映画やテレビにはないパワーがあります。出演する側からいうと、観客にそういった影響を及ぼす作品の一部になれることが、ミュージカルの魅力です」

 
アメリカで舞台に出る上での大変さは? そしてそれを克服するにはどうしたらいいと思う?

「アジア人である上に私は身長が高いため、役が限られて単純にチャンスの数が少ないという大変さはあります。ただ、『南太平洋』『ミス・サイゴン』を通して、容貌/タイプなどこの私だからこそリアルに伝えられるものがあると気づいてからは、その個性を生かしていこうという考えに変わりました。
言葉の問題は未だについてまわります。英語で歌を歌うことはもちろん、指示を誤解してしまったり…未だに克服の最中です(笑)」

 
KANA MISSSAIGON2
(C)Midtown Arts Center
 
ニューヨークってどういうところ?

「ミュージカルのみならず、アート、音楽、ファッション、食べものなどトップレベルのものが集まり流動している場所、刺激をもらえる場所です。
また、ニューヨークにいる人の多くは何らかの目的を持ってこの街にいるので、生きることに情熱を持っている人に多く出会える素敵な場所です」

 
夢を教えてください。

「コンスタントに舞台に出演し、ミュージカルを通して人に伝え続けていくことが夢です。作品では、『ヘアー』に出ること。『南太平洋』も『ミス・サイゴン』も戦争やベトナム史が関わっている作品だったので、今度はアメリカ目線から『ヘアー』に出てみたいです」

 
これからも加奈さんの生き方を応援します!

 
高橋加奈さんホームページ http://www.kanatakahashidance.com/
ブログ http://kana-sunshine.cocolog-nifty.com/
 

次回、第4弾は…
【ロングラン人気作品の秘密に迫る】
 
お楽しみに♪

 

大原 薫(おおはら・かおる)■
プロフィール
演劇ライターとして、雑誌(BEST STAGE、Sparkle、ミュージカルなど)や公演パンフレットなどで執筆。ラミン・カリムルー、レア・サロンガ、リーヴァイ・クライスなど海外ミュージカルスターにも精力的に取材する。ブロードウェイミュージカルの魅力に惹かれ、現地でしか味わえない感動を求めて、毎年ニューヨークを訪れ、観劇三昧の日々を過ごしている。一推しのミュージカルスターは『RENT』のマーク役オリジナルキャストのアンソニー・ラップ。アンソニーの自伝的一人ミュージカル『without you』を見るために、アメリカ・ピッツバーグや韓国・ソウルまで脚を運んだ。

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2018/04/05

鈴村健一×中井美穂 スぺシャル対談☆人気演目「AD-LIVE」は90..

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Profile

ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2018/04/08

【早霧せいなのビタミン“S”】其の一 .「桜」

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2017/11/24

【本編】尾上松也のエンタメ異文化交流録『ローゼンクランツとギルデンス..

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト
【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2018/03/29

📹【加藤和樹のエンタメCafe No.15】〈丸の内..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
【Official blog】 公式ブログ

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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ブタコメ編集部

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