チケットファン

歌舞伎 落語

ビリー・エリオット

カテゴリー

最新記事

ニューヨークから直送!最新ブロードウェイレポート

演劇ライター・大原薫のBwayミュージカルレポート2016◎第1弾◎ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』

2016/10/06


 

Jersey BoysMatt BogartRichard BlakeQuinn Van AntwerpDominic Scaglione Jr

 
様々なパフォーマンスが人々の心を揺らすエンターテインメントの本場、ニューヨーク。ブロードウェイの「今」をお伝えする、演劇ライター・大原薫のミュージカルレポート連載、2016年版も始まります。第1回は中川晃教さん主演による日本版の大ヒットも記憶に新しい『ジャージー・ボーイズ』をお届けします。


客席とステージが一体化! 
リアルな「時代」が息づく『ジャージー・ボーイズ』

2005年にブロードウェイで初上演され、翌年のトニー賞最優秀ミュージカル作品賞を含む4部門で受賞。以来11年にわたってロングランされている『ジャージー・ボーイズ』。ブロードウェイで観劇して一番に感じたのは客席との一体感、共有感だった。

栄光と挫折に彩られたグループ、ザ・フォー・シーズンズのデビューから現在までの日々を描くミュージカル。紆余曲折を経て最初のヒット曲『シェリー』を発表したザ・フォー・シーズンズの4人が舞台上に揃いその歌を歌い終わった瞬間の客席の熱狂はすさまじかった。湧き起こる拍手と歓声、そして客席の感動を嬉しそうに見つめるザ・フォー・シーズンズのメンバーたち。しばしのショーストップ。これは観客の誰もがザ・フォー・シーズンズを知り、彼らの楽曲を愛しているから起こること。舞台で演じているのは俳優だけれど、観客たちはそこに生きたザ・フォー・シーズンズを見ているのだ。

 

4301

何しろ場所もニューヨーク。ザ・フォー・シーズンズが結成されたニュージャージーはすぐ近くだし、フランキー・ヴァリボブ・ゴーディオが音楽会社巡りをしたブリル・ビルディング(※文末コラム参照)は劇場の目と鼻の先だ。まさに「地元」で繰り広げられる舞台はミュージカルでありながら実にリアル。デビューに至るまでの様々な苦労やマフィアとのつながり、メンバー同士のいさかい、そして恋と別れ……、メンバー一人一人の生き方が浮き彫りにされる内に、観客はザ・フォー・シーズンズと共に生きてきた自分たちを舞台に重ね合わせる。

劇中で「僕たちのファンはヒッピーでなく、海外に派遣された兵隊とその恋人、工場の労働者やトラックの運転手、ダイナーのカウンターで働く女の子たち」というような台詞があるが、おそらくこの台詞が観客の深い共感を呼ぶところなのだろう。そして、自分たちがザ・フォー・シーズンズのファンの一人としてステージを見に来ているような錯覚に陥るのだ。

虚実の被膜を超え、他人事でなく「自分たちの物語」として『ジャージー・ボーイズ』を見る。他の地ではおそらく再現できない、ニューヨークでしかできない観劇体験に心揺さぶられた。

 

Jersey Boys NY
Jersey Boys NY

観劇時のキャストでは、長くフランキー役を務めるドミニク・スキャリオーネJr.がファルセットボイスを響かせ、トミー・デヴィート役のリチャード・H.ブレイクがキャラクターを際立たせた。

 

<次のページ>
改めて感じた日本版『ジャージー・ボーイズ』の魅力

 

『JERSEY BOYS』

脚本:Marshall Brickman、Rick Elice
音楽:Bob Gaudio
歌詞:Bob Crewe
演出:Des McAnuff

出演:Matt Bogart、Nicolas Dromard、Mauricio Pérez、Dominic Scaglione Jr.、Drew Seeley ほか
※キャスト詳細は『JERSEY BOYS』公式HP

時間:基本スケジュール
火・木 19:00 / 水14:00・19:00 / 金 20:00 / 土 14:00・20:00 / 日 15:00 / 月 休演日

劇場:The August Wilson Theatre
   245 West 52nd Street(Map)

※『JERSEY BOYS』 公式サイト

 
【BUTAKOME☆BWAY観劇ナビ】
日本で&NYで! 簡単・お得なブロードウェイチケット購入法ページをCheck it!

 

BUTAKOME☆INFORMATION

『トニー賞 コンサート in TOKYO』
日本初!トニー賞公認ミュージカル・コンサート
トニー賞コンサートmv

 
日 程:2017年3月18日(土)18:00開演
会 場:東京国際フォーラム ホールA
出 演:ケリー・オハラ、マシュー・モリソン、井上芳雄

★★★詳しくはWOWOW公式HPへ★★★

主催・制作:WOWOW

 
 

 

BUTAKOME ファンクラブ
【LINE@ はじめます】
先行販売・お得なチケット情報をお届けします♪
詳細はコチラ

💡お友達追加は下記↓をClickしてください💡

友だち追加数

 

 

1 2

※画像およびテキストの転載を禁止します。

バックナンバー

BUTAKOME動画チャンネル

連載☆エンタメコラム

2017/03/03

アダム・クーパー×中井美穂 スぺシャル対談 ☆ミュージカル『SING..

open

close

Profile

ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)、「松任谷正隆のディア・パートナー」(FM東京)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2017/03/09

【動画📹 屋比久知奈&尾上松也 インタビュー】3月1..

open

close

Profile

1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト
【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2017/03/22NEW

📹【加藤和樹のエンタメCafe No.8】〈池袋エリ..

open

close

Profile

1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
【Official blog】 公式ブログ

2016/11/29

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

open

close

Profile

木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

クラシック音楽界のきら星たちに注目

NYから直送!「最新ブロードウェイミュージカルレポート」

ブタコメ編集部

関連サイト

  • LIVING COLLECTION
  • LIVING
  • CITY LIVING
  • あんふぁん
  • シュフモ
  • Lei wedding net