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演劇ライター・大原薫のBwayミュージカルレポート2016◎第3弾◎ミュージカル『スクール・オブ・ロック』

2016/12/30


 

スクールオブロック1

 
子供たちが熱い! 同名映画を舞台化した『スクール・オブ・ロック』はパワーあふれるミュージカル。『オペラ座の怪人』アンドリュー・ロイド=ウェバー氏が14曲を新たに書き下ろし、ブロードウェイにロック旋風を巻き起こしている。


 
『スクール・オブ・ロック』は2003年公開の映画。リチャード・リンクレイター監督、ジョージ・ブラック主演で、『RENT』のオリジナルキャスト、アダム・パスカルが出演していることでも知られる。2015年12月にブロードウェイで初ミュージカル化。以来、人気を呼んで約1年ロングランを続けている。
 
客席には子供たちの姿も多く見受けるウィンター・ガーデン・シアター。冒頭にはアンドリュー・ロイド・ウェバーの録音メッセージが流れ「子供たちが生演奏しているから、そこにも注目を! ショーを楽しんでください」との言葉に客席の期待も高まった。

 
売れないロックンローラーのデューイは、身勝手な演奏スタイルからバンドをクビに。ひょんなことから名門私立校の臨時教師に成りすましたデューイは、クラシック音楽の演奏をする生徒たちを見て、彼らにロックバンドを組ませることを思いつく……。

映画のストーリーを元にして、よりキャラクターを色濃く描き、エネルギーが熱くはじける舞台に仕立て上げた。

 
ストーリーとしてはある意味ベタな展開な作品だけれども、最終的に感動が沸き起こるのは子供たちがイキイキと描かれているから。映画版では触れられていない子供たちのバックグラウンドを一人一人描くことで、音楽の力によって彼らがいかに変わっていったかが手に取るようにわかるのだ。

音楽が人の心を開放すると実感させる点では、「踊っているとき、心は自由だ」という『ビリー・エリオット』に通じるメッセージ性を感じた。

スクールオブロック2

 
音楽は巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバー。「スモーク・オン・ザ・ウォーター」など数々のロックの名曲のサビを取り入れるなど遊び心のあるナンバーもあり、キャッチーなロックチューンはエンターテイメント性あふれる。お堅い校長先生とデューイとの恋模様で、校長先生が歌うメロディアスなナンバーはウェバーらしいドラマ性があった。
 
主役のデューイを演じるのはアレックス・ブライトマン(現在は、エリック・ピーターセンが演じている)。小太りの体形にコミカルな演技で場内を沸かせる。冒頭はただのウザいキャラクター? と思わせておいて、バンドをクビになった後の最初のソロナンバーで、彼の音楽にかける情熱を力強く聞かせて、デューイの役柄を立体的に作り上げる。彼のパワーが子供たちを巻き込むのがよくわかるデューイだ。

 
しかし、この作品の見どころはなんといっても子供たちだ。

歌い踊るだけでなく、ギター、ドラム、キーボードなどの楽器を見事に操りロック演奏をする。極めて質の高いパフォーマンスを見せながら、生き生きとした姿を見せるのが快い。デューイが初めて子供たちにバンドを作らせる場面など、全員での演奏には客席から大きな拍手喝采が寄せられる。

ハイライトは終幕のロックコンテスト出場の場面。劇場をフェスティバル会場に見立て、実際に私たち観客がフェスティバルの参加者になった気分に。声を上げてコンテストを応援したくなる。

見終わった後、誰もが笑顔で歌を口ずさみながら帰れる……。ブロードウェイらしい楽しさがつまった、ポジティブな作品だ。

 

スクールオブロック3

 
大原 薫(おおはら・かおる)■
プロフィール
演劇ライターとして、雑誌(BEST STAGE、Sparkle、ミュージカルなど)や公演パンフレットなどで執筆。ラミン・カリムルー、レア・サロンガ、リーヴァイ・クライスなど海外ミュージカルスターにも精力的に取材する。ブロードウェイミュージカルの魅力に惹かれ、現地でしか味わえない感動を求めて、毎年ニューヨークを訪れ、観劇三昧の日々を過ごしている。一推しのミュージカルスターは『RENT』のマーク役オリジナルキャストのアンソニー・ラップ。アンソニーの自伝的一人ミュージカル『without you』を見るために、アメリカ・ピッツバーグや韓国・ソウルまで脚を運んだ。

 

『School of Rock』

Composer:Andrew Lloyd Webber
LYRICIST:Glenn Slater
Book:Julian Fellowes
Direction:Laurence Connor

Cast:Eric Petersen、Jenn Gambatese、Steven Booth ほか
※キャスト詳細は『School of Rock』公式HP

時間:基本スケジュール
月・火 19:00 / 水14:00 / 金 19:30 / 土 14:00・19:30 / 日 13:00・18:00 / 木 休演日

劇場:Winter Garden Theatre(ウィンターガーデン劇場)
   50th Street & Broadway(Map)

※『School of Rock』公式サイト

 
【BUTAKOME☆BWAY観劇ナビ】
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BUTAKOME☆NEWS

サンケイリビング全館貸切公演
ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー』

公演日時:2017年8月19日(土)17時開演
会場:赤坂ACTシアター

※1月28日(土)10時から特別価格で発売開始!!
詳しくは、1月中旬頃までに記事公開予定

 

BUTAKOME☆INFORMATION

『トニー賞 コンサート in TOKYO』
日本初!トニー賞公認ミュージカル・コンサート
トニー賞コンサートmv

 
日 程:2017年3月18日(土)18:00開演
会 場:東京国際フォーラム ホールA
出 演:ケリー・オハラ、マシュー・モリソン、井上芳雄

★★★詳しくはWOWOW公式HPへ★★★

主催・制作:WOWOW

 
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■井上芳雄インタビュー
1.トニー賞コンサートに出演決定!!
2.WOWOW生中継決定!!

 
 

 

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2017/03/31

大ヒット上映中!!ディズニー映画『モアナと伝説の海』4DX/MX4D..

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

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【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2017/03/22

📹【加藤和樹のエンタメCafe No.8】〈池袋エリ..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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2016/11/29

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.7 一味違った楽しさとパワ..

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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ブタコメ編集部

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