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『NOISES OFF』~伊礼彼方・演劇コラム~

2011/06/15


BUTAKOME

お久しぶりです。伊礼です。

お元気でしょうか?僕は胃がもたれてる事を除けば元気満々!やる気満々!
梅雨が少々悩みの種になっていますが、それは毎年の事!
今年も耐えるのみ!なんて事はない!その後は大好きな夏がやってくるんだもの!

はははは~(笑顔)

今まで月1でやらせて頂いてました「彼方non style」が終わり、これからは2~3ヶ月に1回くらいのペースで「演劇コラム」をやらせて頂きます。
新しいメンバーも加わりました。

「演劇コラム」は僕と彩乃かなみさん、「映画コラム」を岡田浩暉さんと白石準也くん・・・と、
リニューアルされたばかりのブタコメをこれからもどうぞよろしくお願い致しらいのペースで
「演劇コラム」をやらせて頂きます。
新しいメンバーも加わりました。

「演劇コラム」は僕と彩乃かなみさん、「映画コラム」を岡田浩暉さんと白石準也くん・・・と、
リニューアルされたばかりのブタコメをこれからもどうぞよろしくお願い致します。

礼!!

2年間で22作品を書かせて頂きました。すごいね~、そんなに書いてるなんて思いもしなかったのでビックリ。塵も積もれば山となる、か!
実は先日ブタコメのイベントがあり、そのため自分が書いた一発目のコラムを2年ぶりに読んだんですが・・・・・・・・とても読めたものじゃねぇ!!!(汗)
あの時、イチャモンもつけずに読んで下さって本当に感謝です!
恥ずかしさのあまり、穴があればなんとやらです・・・

トホホ(泣)

僕ならすぐ文句を言ってますね(笑)ありがとうございます!
これからは、なるべく読んで下さる方々が読みやすいように務めますね!
でもあまりにもまとまってると僕が書く意味がなくなってしまうんで、少々乱すときもありますが、イチャモンつけずにこれからも優しくして下さい。
まぁ、結論を言ってしまえば、まとまりのある文は僕には書けないと言うことなんですけどね(笑)

ぎゃははっ!!!

さて、前ふりはこのくらいでいいですか!?
いつまでも本編に入らないのが僕の特徴なんですが・・・

・・・・・・・

そう~ですよね。あなたの言う通り!本編いきましょう!

スタート!

あぁ~でもやっちまったなぁ~解っていながら
書くのが一番難しい「コメディー」を観てしまいました。
僕にはコメディーをさらに面白く文章で伝える技術がないから、
とにかく観て下さい!「NOISES OFF」です!じゃー!

って気分になるんですよね、コメディーは。
「じゃー観るな!」と言うあなたの声が聞こえるのが痛い。
でも大丈夫!観たくなるように頑張りますから!

セイヤー!(気合い)

舞台は「舞台」。そうです。役者が立っているあの舞台です。
そして役者たちは「役者」として「役」を演じている。
「劇中劇」っていうのはよくありますが、そういうのでもなく、「劇in劇」っていうか…
文章にするとこんがらがりそうですが、その設定がべらぼうに面白い。
まるで舞台の裏側を観てるようで!

BUTAKOME

~ストーリー~
本番初日を明日に控え、深夜にまで及ぶ舞台の稽古。
だが稽古不足で、役者たちは未だに段取りも掴めていない。
出番を覚えられないベテラン女優、どこにも姿が見えないアル中役者、プライベートな恋愛のぶつかり合い。舞台監督は連日の徹夜で立っているのもやっと。
そこに呆れた演出家のダメだしが飛ぶ。それから1ヶ月後の地方公演での・・・。そして千秋楽を迎えるが・・・。

1幕を観はじめ、まさか舞台が舞台だなんて思いもしなかったから最初何をやってるのかさっぱり解らなかった。
ものすごいシュールな作品だなぁ~なんて思ってたら、いきなり後ろから男の声がして、突如舞台を止めてしまった。
その時の役者の顔がものすごく困惑していたのでドッキドキしちゃった。
それが芝居の延長で演出だと解った時は「ドッキリ」を仕掛けられた気分だった。
芝居を止めてしまう演出家がいるという話は聞いてるので、本当に演出家が芝居を止めてしまった現場に出くわしたかと思いましたよ(笑)

劇場(あうるすぽっと)の空間がそのまま、とある国のとある劇場で舞台稽古をやっている空間になっているので、客席の僕達は順調に進まない舞台稽古に参加している傍観者の気分。
演出家役の俳優さんが、実際に今回の演出家でもあるので、俳優として客席の一番後ろから何気なく芝居に参加してくるのだが、じゃあこのシーンの実際の舞台稽古はどうだったんだろう・・・混乱する!

1幕の内容はとにかく要領の悪い役者たちが次から次へとヘマをするもんだから、まったくと言っていいほど稽古が進まない。
そんなシュールな1幕は次への序章にしか過ぎず、2幕を大爆笑への渦に巻き込む。

2幕は1ヶ月経った地方公演。1幕の舞台セットをそのまま反転させたリアルな舞台の裏側のセット。裏側では本番前にスタンバイしてる役者たちが相次いで事件に巻き込まれて行く。そのため開演時間がどんどん延びて、いつまで経っても開演しない。やっとの思いで幕が開いたと思ったら、あっちこっちで問題が勃発。役者たちは混乱の中、なんとか平常心を保ちながら自分に与えられた役割をかろうじてこなして行く。

BUTAKOME

舞台の裏側(さっきの舞台セットパネルの後ろ)が実際客席に見える表で、表が客席に見えない実際の裏になっている。
設定は本番中なので、1幕と同じセリフが飛び交う中を、裏側でトラブルを収めながら役者たちの困った顔が見れる。
ようするに、出番前にスタンバイしてる役者ってこんな感じ!っていう、楽屋裏どころか袖、パネル裏のまさに臨場感のある舞台裏。
小道具が無かろうが、衣裳が違っていようが、自分の出番になると役者は舞台へと向かう。
何事もなかったように舞台のストーリーだけは進んでいく。
声を発すると客席に聞こえてしまうので、動きと息だけのパズルをはめ込んだような、ドタバタな茶番劇が繰り広げられる。この2幕で役者が発するセリフは、進行形で公演されている芝居のセリフだけなので、もともとの内容もドタバタのノンストップコメディーで、袖に引っ込んでからも役者は舞台裏のドタバタに巻き込まれ・・・本当に息をつく暇もない。
その滑稽な姿が、とにかく客席を笑かす。

そして、第3幕目。今度はまた表側の劇中劇なのだが、2幕でのドタバタもふまえた内容で、
これまた収集のつかないぐらいドタバタなのだが「Show Must Go On」。
一度幕が開いたら、止まるわけにはいかないのであった・・・。

BUTAKOME

劇作家マイケル・フレイン「客席から観るより、舞台裏(袖)から観る方がより面白い」と感じたのがこの作品が誕生したきっかけだと言う。
一石二鳥というか、2度おいしいというか、観終わってなんか得した気分なった。

僕も舞台をやらせて頂いてるので、舞台の「あるある大辞典」を観てるようでした(笑)。
ある意味、他人事じゃない!場面も多々・・・。
表舞台に立っている時より、実は裏でのスタンバイの方が汗を掻いてる役者が多いんですよ(笑)どんなトラブルが起きても動揺しないように何食わぬ顔で出るのも役者の醍醐味。
経験がものを言うんでしょうね。
ちなみに僕はいつも裏では相当テンパってます(笑)これは秘密厳守です!

役者は嘘を本当のようにみせながら、嘘をやっているんです。
onとoffがぎっしり詰まった作品。べらぼうに笑かせて頂きました。
心から笑いたい方、そして舞台裏を覗いてみたい方、必見です!
これぞ“生”でしか体感できない、舞台ならではの臨場感、緊迫感。

ぜひ、劇場に足を運んで、直接観てみて下さい!

では次は劇場でお会いしましょう~。
今度は7月、僕が舞台に立ってますのでぜひ遊びに来て下さい!
ん?!
舞台で僕を観る“目”が変わるかも!?
スタンバイはゆっくり~落ち着いて、出トチリしないよう~頑張ります!

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■フォトギャラリー

『NOISES OFF』企画・製作・主催/シーエイティプロデュースさん10周年を迎えられ
ロビーに上演作品ポスターパネルが展示されてました。

あ、伊礼彼方さんご出演作品も発見!!

BUTAKOME
グローリーデイズ

BUTAKOME
今は亡きヘンリー・モス

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■『NOISES_OFF』公演情報

6月26日(日)まで公演中!!
料金 5900円
劇場 あうるすぽっと(池袋)

詳しくはコチラ 

【プロフィール】伊礼彼方

※画像およびテキストの転載を禁止します。

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藤原竜也×中井美穂☆2019年新春Special対談~舞台『プラトー..

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2019/03/31

【韓国探訪SP☆総集編☆】早霧せいなのビタミン”S" in ソウル ..

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2018/12/27

尾上松也さんSpecialインタビュー▷平成最後の『新春浅草歌舞伎』..

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト
【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2018/08/06

📹【加藤和樹のエンタメCafe 番外編】〈大阪・梅田..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
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2018/11/20

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.7「女のお喋り」

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東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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