カテゴリー

最新記事

尾上松也のエンタメ異文化交流録

【尾上松也コラム☆番外編】新生『エリザベート』松也ルキーニレポート③~井上芳雄トートとのエピソード~

2015/08/06


 

松也ルキーニ 井上芳雄トート1

トート/井上芳雄 (写真提供:東宝演劇部)

 

城田優トートと井上芳雄トート。

この二人のトートの違いは「静」と「動」のような気がします。

完全なる幻想世界に生きる城田トートに対して、井上トートは縦横無尽に黄泉の世界と人間界を行き来する生々しいトート。

ダブルキャストならではの違いかと思います。このお二人の黄泉の帝王を相手にルキーニを演じることはとても楽しい。
前回は城田トートについてお話しましたが今回は井上トートとのお話を!

 

まず井上芳雄さんと僕の出会い。
 
それは一方的な出会いですが、僕がルドルフのオーディションに誘って頂いた時に、資料音源として聴かせて頂いたのが、東宝初演の時の芳雄さんのルドルフでした。一時期は毎日時間があれば音源を聴いて勉強していたので、四六時中芳雄さんの声が頭の中で流れていました。初めて聴いた時、あまりの歌の上手さに、これは自分には出来ないと思いました。ですから、今年初めてお会いした時には心の中で「師匠!」と叫んでいました。

僕がミュージカルに出演させていただける様になってから、目標の一つは井上芳雄さんと共演してみたいということでした。まさかこんなに早く実現するとは思っていなかったので感慨無量です。

06A_0294

トート/井上芳雄 、ルキーニ/尾上松也(写真提供:東宝演劇部)

 
先程も言いましたが、実際に初めてお会いしたのは今年で、芳雄さんの主演舞台『正しい教室』を観劇させていただき、終演後にご挨拶も兼ねてこのBUTAKOMEで取材をさせていただいた時でした。とても謙虚で人柄の良さが溢れ出ている印象でした。そんな芳雄さんがどんなトート像を作り上げるのかとても楽しみでした。

僕の印象では、芳雄さんは『エリザベート』のお稽古の最初の本読みの時には少しトート像を固めきれずに居る様に感じました。師匠も迷うことがあるんだな、と思ったり。しかし立ち稽古が始まってからはどんどんいろいろなチャレンジをされ、井上芳雄トートを掴もうとするその姿勢にとても刺激を受けました。閃いたアイディアはやってみなければわかりません。

尾上松也ルキーニレポ 井上芳雄トート3

トート/井上芳雄 (写真提供:東宝演劇部)

 
お稽古中、プロローグのシーンでいきなり井上トートにキスされた事もありました(笑)。予測できない事をされるので、毎回楽しかったです!

城田トートに対しては傍観して実はルキーニがトートを操っているイメージですが、井上トートに対してはルキーニの世界という基本姿勢は変えず、傍観しつつもルキーニと共に世界を操る相棒の様なイメージで接しています。それぞれのトートとの芝居は役者冥利につきます。

 
果たして、トート閣下のお二人は松也ルキーニをどうみているのか?
それも気になるところです。

 
千穐楽終わったら聞いてみよ~!

 
松也ルキーニ
 

尾上松也(Onoe Matsuya)

プロフィール
1985年東京都出身。5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて初舞台。歌舞伎以外の主な舞台出演作にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、現在、ミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役として出演中。8月8日(土)には7回目の歌舞伎自主公演『挑む』を神奈川芸術劇場(KAAT)で開催する。http://www.idomukabuki.com/

 
※BUTAKOME関連記事
8/8(土)10時から一般発売開始!尾上松也の素顔に大接近☆京都で歌舞伎観劇&茶話会
松也ルキーニレポート①~憧れの『エリザベート』の世界はいかに?!~
松也ルキーニレポート②~城田優トートとのエピソード~
尾上松也のエンタメ異文化交流録

 

■□■BUTAKOME☆Ticket☆Information ■□■

エリザベート0409

ミュージカル「エリザベート」

脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞:小池修一郎

出演:花總まり・蘭乃はな/城田優・井上芳雄/田代万里生・佐藤隆紀/古川雄大・京本大我/剣幸・香寿たつき/山崎育三郎・尾上松也(全てWキャスト)ほか
※キャストスケジュールは、「エリザベート」公式HPでご確認ください

日程:2015年6月13日(土)~8月26日(水)
会場:帝国劇場
料金:S席13,500円、A席9,000円、B席4,000円

★8月公演「補助席&当日券」発売情報は東宝公式HP

※公演の詳細はミュージカル『エリザベート』公式HP

 

■□■尾上松也☆Ticket☆Information ■□■

松也 挑む

尾上松也・歌舞伎自主公演
『挑む』~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~

出演:尾上松也 澤村國矢 市川蔦之助 尾上音一朗 尾上徳松 尾上松五郎 尾上隆松

特別出演:片岡孝太郎

日程:2015年8月8日(土)11:30・16:30
会場:神奈川芸術劇場(KAAT)
料金:S席 8,640円 / A席 7,560円 / B席 6,480円

演目:
一、操り三番叟
二、二人椀久
三、二人袴(ふたりばかま)

お問い合わせ: キョードー横浜 045-671-9911
※月~土 10:00 ~ 18:00

※公演の詳細情報は『挑む』公式HP

 

BUTAKOMEコラムニスト・尾上松也さんと、京都でとっておき贅沢な一日をご一緒に♪

尾上松也の素顔に大接近!京都で「歌舞伎」観劇&茶話会(30人限定)

松也さんが語る「ヒミツの京都」、松也さんとツーショット撮影会も!

・「京都四條南座」で歌舞伎鑑賞
・情緒あふれる「祇園」京町屋の和カフェのお座敷で茶話会

開催日
2015年9月19日(土)※現地集合
時間
①京都南座「九月花形歌舞伎」11:00開演
上演演目「あらしのよるに」詳細はコチラ
②尾上松也と茶話会 17:30開始
※会場は参加者のみにお知らせ
料金
2万5000円
※歌舞伎「一等席」チケット&茶話会(お茶&スイーツ付き)
募集人員
限定30人
参加者全員「特典」
①松也さんとツーショット撮影(後日郵送:直筆サイン入り)
②旅のしおり『尾上松也のヒミツの京都』プレゼント

一般発売
8/8(土)10:00から先着順受け付け
※カード決済&コンビニ払い可

※チケット購入はチケットファン

※イベントに参加される方に「案内状」を郵送いたしますので、
必ずお受取りいただけるお届け先をご登録ください。
※「歌舞伎チケット」は当日劇場受付でお渡しします
※茶話会のお席は当日抽選で決めます
※松也さんとのツーショット写真は、後日郵送でお送りします
 
【問い合わせ】
サンケイリビング新聞社 TEL03-5216-9235(平日10時~17時)

※画像およびテキストの転載を禁止します。

バックナンバー

インタビュー

栗山千明さんTOP

栗山千明

『十二番目の天使』~シンプルなメッセージが心を打つ作品です~

一覧はこちら

BUTAKOME動画チャンネル

連載☆エンタメコラム

2019/01/17

藤原竜也×中井美穂☆2019年新春Special対談~舞台『プラトー..

open

close

Profile

ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2019/01/31

【早霧せいなのビタミン“S"】其の十.ソウルSpecial編「本場の..

open

close

Profile

長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2018/12/27

尾上松也さんSpecialインタビュー▷平成最後の『新春浅草歌舞伎』..

open

close

Profile

1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト
【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2018/08/06

📹【加藤和樹のエンタメCafe 番外編】〈大阪・梅田..

open

close

Profile

1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
【Official blog】 公式ブログ

2018/11/20

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.7「女のお喋り」

open

close

Profile

東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

open

close

Profile

木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

NYから直送!「最新ブロードウェイミュージカルレポート」

ブタコメ編集部

関連サイト

  • LIVING
  • CITY LIVING
  • あんふぁん