尾上松也のエンタメ異文化交流録

インタビュー

尾上松也さんSpecialインタビュー▷第二回『百傾繚乱』8月24日(土)・25日(日)開催 ▷IMYの希望は日本発のミュージカルを作ること

2019/06/07


 

尾上松也

「二人椀久」尾上松也さん(右)、市川蔦之助さん
2018年『百傾繚乱』より

 
尾上松也さんが地域の皆様とともに伝統芸能の良さを再発見し、さらにオリジナリティあふれるコンテンツを加えることで、他では観られない新しい文化を育てていきたいという願いで始めた『百傾繚乱』公演。昨年に引き続き、今年第二回公演の開催が決定しました。

「小淵沢歌舞伎講座」に加え、勇壮華麗な舞踊の『橋弁慶』、わかりやすくコミカルな舞踊劇の『太刀盗人』とパワーアップした演目で歌舞伎の多彩な魅力をお届けします。

『百傾繚乱』にかける意気込みをお聞きしました。そして、松也さんが山崎育三郎さん、城田優さんと共に立ち上げた新プロジェクト「IMY(アイマイ)」について、4月に開催された旗揚げコンサートを振り返りながら、IMYの今後についても熱く語っていただきました。

 

「歌舞伎ってこんなに様々なジャンルがあるんだ」と知っていただきたい

 
――昨年に引き続き、山梨県・小淵沢での『百傾繚乱』が開催されますね!

去年は歌舞伎舞踊とプロジェクションマッピングを用いた最先端の作品の二本を観ていただいて、ありがたいことにご好評いただきました。二回目となる今年はお客様が観て楽しんでいただけると思う歌舞伎の演目を取り上げて、去年とは違った魅力を感じていただきたいと思っています。

『百傾繚乱』では一つのことに囚われずにいろんなことに挑戦したいと思っているんです。昨年のように最先端の技術を取り入れて行う公演もあれば、今年は古典の演目を上演したり。いろいろなことにチャレンジすることで、歌舞伎を観たことがない方にも「歌舞伎ってこんなにいろいろなジャンルがあるんだ」と魅力を感じていただけたらと思っています。そして、『百傾繚乱』が歌舞伎を観る入り口になって、「次は東京に観に行ってみようか」とどんどん歌舞伎公演に足を運んでいただけたら嬉しいなと思います。

 
――小淵沢で上演されるのはいかがですか?

自然がとても美しいところでして、そういう環境で公演を開催できることは新鮮で楽しいです。歌舞伎にあまり馴染みがない土地柄ですが、学生さんたちにレクチャーする(※23日に地元の学生向けの歌舞伎講座を開催)、素晴らしい機会をいただけて嬉しいです。今後も恒例化して上演することで、歌舞伎を少しでも普及していくことにつながれば、と思いますし、僕らにとってもやりがいがある公演です。

 
――学生のうちに歌舞伎に触れられるというのは貴重な機会ですね。

日本全国に歌舞伎を観たことがない方がたくさんいらっしゃると思いますので、今、時代が変わる時期に僕ら(歌舞伎俳優の)若手がいろいろなことにチャレンジしていく中で、若い世代の方にも歌舞伎に興味を持っていただけるような活動をしていきたいと思っています。先輩方が築き上げてきたものの上であぐらをかいていては、歌舞伎の未来は明るくないですから。今後20年、30年たったときに今の10代や1桁代の年代の方々が観客の主流になる。その方たちに「ミュージカルもいいけど、歌舞伎も観たいね」と思っていただけるようにしたいです。そのための努力を今の内から地道にしておくべきだと思っています。もしこういうチャンスをいただけるのであれば僕はどこへでも行きます!将来への投資でもあると思っているんです。

 
――歌舞伎の未来について真剣に考えてらっしゃるんですね。

僕が歌舞伎以外の舞台や映像に出演してるのは、歌舞伎を観ていただくきっかけになれば」という思いが大きいんです。古典を勉強することももちろん大事ですが、若手がいろいろなことを企画してチャレンジすることも歌舞伎の伝統だと思います。『ワンピース』『あらしのよるに』のような公演を上演することも、歌舞伎の伝統の一つ。常に新作を作り続けてきたからこそ、歌舞伎がこれだけ長く続いているんです。

 
――伝統を大切にする古典と意欲的な新作、作品の幅が広いところも歌舞伎の魅力ですよね。

それを皆さんに少しでも伝えたいと思いますね。歌舞伎は難しいとか堅苦しいとかいうイメージを持たれることがありますが、歌舞伎の中にもたくさんのジャンルがあることもわかっていただきたいですし、「このジャンルの演目なら観てみたい」と楽しみ方の幅も広げていただければと思いますね。

 

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IMYの希望は日本発のミュージカルを作ること

 

■□■BUTAKOME☆Information ■□■
 

百傾繚乱
百傾繚乱

オリジナル公演『百傾繚乱』
 
【演目】
第1部 小淵沢歌舞伎講座
第2部 橋弁慶
第3部 太刀盗人

【日時】
8月24日(土)夜の部 16:30開演
8月25日(日)昼の部 11:30開演/夜の部 15:30開演
      
【会場】
女神の森セントラルガーデン<森羅 メインホール>
山梨県北杜市小淵沢1578
※アクセスはコチラ

【料金】
S席9,500円、A席8,500円、B席7,500円 
※3歳以上有料、2歳以下ひざ上鑑賞可(ただしお席が必要な場合は有料)

 
💡チケット購入方法
チケットぴあ 
TEL0570-02-9999(Pコード:494481)

イープラス

ローソンチケット   
TEL0570-000-407(Lコード:32496)

山日 YBS 事業局
TEL055-231-3121 (平日9:00~17:00)

【公演のお問い合わせ】
あおいとり TEL 0551-45-6717(10:30~16:00)

 

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【中井美穂の幕内対談】Vol.5 映画監督・映像作家 奥 秀太郎さ..

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2019/05/31

【早霧せいなのビタミン“S”】其の十四.「いい季節に希望を抱くこと」

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2019/06/07

尾上松也さんSpecialインタビュー▷第二回『百傾繚乱』8月24日..

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1985 年生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。1990 年 5 月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目 尾上松也を名のり初舞台。近年は立役として注目され、2015年より、次世代の歌舞伎界を担う花形俳優が顔を揃える「新春浅草歌舞伎」に出演し、「仮名手本忠臣蔵」早野勘平、「義経千本桜」狐忠信、「義経千本桜 吉野山」佐藤忠信 実は 源九郎狐などの大役を勤める。一方、2009 年からは歌舞伎自主公演 「挑む」を主宰している。

歌舞伎の以外でも、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2013)ベンヴォーリオ役、「エリザベート」(2015)ルイジ・ルキーニ役、ディズニーアニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語吹替版のマウイ役、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)今川氏真役、初の主演ドラマ「さぼリーマン甘太朗」等、活躍の場を広げている。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト

2018/08/06

📹【加藤和樹のエンタメCafe 番外編】〈大阪・梅田..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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2018/11/20

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.7「女のお喋り」

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東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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