カテゴリー

最新記事

中井美穂のヅカヅカ行くわよ♪

【Vol.1】松任谷正隆×中井美穂 対談① 『8月31日~夏休み最後の日~』

2012/10/26


中井美穂コラム1-1

皆さん、こんにちは!
中井美穂のヅカヅカ行くわよ♪第1回目は・・・
いま、帝劇で絶賛上演中の【ユーミン×帝劇『8月31日~夏休み最後の日~』】!!
脚本・演出の松任谷正隆さんにお話を伺いに帝劇に行ってきました♪

「帝劇でユーミンってどんな舞台になるんだろう?」
「ユーミンは歌うの?」
「お芝居するの?」
と初めてこの作品の看板を見たとき、思ったこと。

松任谷さんは、今回、舞台の脚本と演出に初挑戦されました。
普通は“現状維持”を目指してもそれをキープすることだってなかなか難しいですよね。
それを、松任谷さんは次々と新しいことにチャレンジされています。
昨年から、ラジオ番組で松任谷さんとご一緒させていただいているご縁もあって、
松任谷さんの“気概”や“エネルギー”の高さ、“好奇心”の保ち方、“挑戦し続ける姿勢”を感じることが多々あり、尊敬しております。

松任谷正隆さんが初挑戦された「ユーミン×帝劇」への想い、エピソードについて
中井美穂の直撃インタビュー!ご紹介します。

 

■芝居で由実さんの曲を使うなら「俺だったらこうするぜ」

中井(以下「中」):松任谷さんは、もともと戯曲に挑戦しよう!とか、いつか芝居の脚本や演出もやってみたいというお気持ちがあったのですか?

松任谷(以下「松」):あったかもしれないし・・・・・・あったんでしょうね、きっとね(笑)
もしかしたら帝劇としては、由実さんのコンサートでも良かったのかもしれないんだけど、僕は「帝劇だから、芝居じゃなきゃ」と思っていた。この勘違いが、そもそもの始まりです。

:最初に由実さんが中心にとお考えだったのですか?

:初めは考えていなかったな。自分が考えるストーリーがまず初めにあった。

:ラブストーリーをやりたかったのですか?

:ラブストーリーはやりたかったですね。それと日常的に考えていることをお芝居に盛り込めたら面白いだろうなと。自分が思っている自分と、人から見ている自分はずいぶん違うはずだというところから、そんなメンタルなワールドが出来たらいいなあって。で、だんだん考えていくうちに、由実さんの歌も入ってくるといいなあって思うようになっていった。

:生の由実さんではなく、楽曲だけを別の歌手を起用して紡ぐとか、インストゥルメンタルにして紡ぐという考えはなかったですか?

:別の歌手が出てきたら、意味が全然違うものになるし、その歌手の存在の意味がない気がする。ほかの舞台などで由実さんの曲を使われることがあったんだけど、由実さんの曲を使うなら「俺だったらこうするぜ」という思いがあったのも確かかな。

中井コラム1-2 yumin

:では、今回は念願が叶ったんですね(笑)
そして、由実さん以外は、役者さんが数人で、この舞台は一体どうなるのだろう?と思っていたのですが、観てみたら「こうきたか~」って。
新しいジャンルというか、新しい舞台と人の関係性を創られたのだなと思いました。すごく面白かったです。

:コンサートだと思って観ると違うし、芝居とも違うし…

:ミュージカルでもない。

:そう、ミュージカルじゃない!

 

イマジネーションが広がるのは「何もない」が一番!

:セット(美術)は松井るみさんなんですよね。松任谷さんが「松井るみさんのセット、いいんだよね!!でもセットが全く無いの」ってお聴きして、それってどういう意味なのだろう???と(笑)実際に(舞台を)観たら“セットが無い”って、こういうことだったのね、と納得しました。いわゆる“脳内セット”ですよね。

:コンサートをショーアップするとか、大がかりなことはずっとやってきたのだけど、大きくすれば大きくするほど、限定してしまうことがあるような気がして。たとえば、小説って、一番イマジネーションが広がるからスケールが大きいじゃないですか。その次は、絵かな。その次は動画、映画・・・
だから、一番イマジネーションが広がるのは「何にもないこと」だと思うんですよね。
でもね、セットを“何も無いようにしよう”というのは、松井るみさんのアイデア!彼女は素晴らしいですね。紗幕は、効果的に使えたと思うな。

:紗幕ってすごいですね。一枚下りただけで時間や空間、関係性を変えてしまう。紗幕を3枚使っていましたが、それぞれに質感が違うものを使っていましたよね。普通は3枚違う紗幕なんて下せないでしょう? 幕を引くの“幕”でもあり、“網膜”でもあり、“殻の周りについている膜”のイメージもありますよね。世界感の作り方って、頭の中にあるのが一番いい状態なわけですよね。いざ目の前にだしてみるとあれも違うこれも違うような気がしてくる。それを落とし込まなきゃいけないから、さぞや大変だったのだろうなと。

:ライティングは僕が作っちゃった(笑)

:それを作れるのが素晴らしい!!

:僕、ライティングの才能、あるかもしれない(笑)

 

                      松任谷正隆×中井美穂<対談②>に続く・・・

 

*舞台写真提供/東宝演劇部

 

■ユーミン×帝劇『8月31日~夏休み最後の日~』
帝劇にて10月31日(水)まで上演!!
詳しくはコチラ

※画像およびテキストの転載を禁止します。

バックナンバー

インタビュー

尾上松也紋付190618

尾上松也

第二回『百傾繚乱』8月24日・25日開催 ▷IMYの希望は日本発のミュージカル...

一覧はこちら

BUTAKOME動画チャンネル

連載☆エンタメコラム

2019/06/17

【中井美穂の幕内対談】Vol.5 映画監督・映像作家 奥 秀太郎さ..

open

close

Profile

ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2019/07/02

【早霧せいなのビタミン“S"】其の十五.「エンタメのルーツに触れるこ..

open

close

Profile

長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2019/06/07

尾上松也さんSpecialインタビュー▷第二回『百傾繚乱』8月24日..

open

close

Profile

1985 年生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。1990 年 5 月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目 尾上松也を名のり初舞台。近年は立役として注目され、2015年より、次世代の歌舞伎界を担う花形俳優が顔を揃える「新春浅草歌舞伎」に出演し、「仮名手本忠臣蔵」早野勘平、「義経千本桜」狐忠信、「義経千本桜 吉野山」佐藤忠信 実は 源九郎狐などの大役を勤める。一方、2009 年からは歌舞伎自主公演 「挑む」を主宰している。

歌舞伎の以外でも、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2013)ベンヴォーリオ役、「エリザベート」(2015)ルイジ・ルキーニ役、ディズニーアニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語吹替版のマウイ役、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)今川氏真役、初の主演ドラマ「さぼリーマン甘太朗」等、活躍の場を広げている。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト

2018/08/06

📹【加藤和樹のエンタメCafe 番外編】〈大阪・梅田..

open

close

Profile

1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
【Official blog】 公式ブログ

2018/11/20

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.7「女のお喋り」

open

close

Profile

東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

open

close

Profile

木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

NYから直送!「最新ブロードウェイミュージカルレポート」

ブタコメ編集部

関連サイト

  • LIVING
  • CITY LIVING
  • あんふぁん