中井美穂のヅカヅカ行くわよ♪

【中井美穂のヅカヅカ行くわよ♪ Vol.28】藤田俊太郎×中井美穂 Special対談▷ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』リビング特別価格で販売中!

2017/07/02


『ピーターパン』特別価格で発売中!

 

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撮影/吉原朱美

 
読売演劇大賞優秀演劇賞や菊田一夫演劇賞を受賞し、今もっとも注目されている演出家の一人である藤田俊太郎さん。7月にはブロードウェイミュージカル『ピーターパン』を演出。10代目のピーターパン役の吉柳咲良(きりゅう さくら)さんのデビュー作で、どんな新演出が見られるのか、期待が集まります。中井美穂さんが藤田さんのパーソナリティに迫ります!


 
舞台が終わっても、ピーターパンの光と影は永遠に生き続ける

 
中井:藤田さんは『ピーターパン』10代目の演出家なんですね。
 
藤田:僕自身は10代目です。ピーターパン役の吉柳咲良さんも10代目。
 
中井:どなたのピーターパンをご覧になっているんですか。
 
藤田榊原郁恵さん。両親がひと夏の思い出に連れてきてくれたのが5歳のとき、僕の初めての演劇体験でした。華やかで美しい世界であると同時に、光だけじゃなく最後に大きな影を感じたんです。
 
中井:5歳にして?
 
藤田:当時は言葉にはできなかったですけどね。
 
中井:私が『ピーターパン』を見たのはここ最近なんですけど、最初は周りの子供たちの反応に大笑いし、最終的には不覚にも胸が熱くなって泣くという(笑)。
 
藤田:不覚というか、泣くと思います。ネバーランドの戦いで終わらずに、大人になったウェンディをきちんと描くのが大きいテーマですよね。
 
中井:お父さんとフック船長を同じ人がやっているということもそうですよね。『ファインディング・ネバーランド』を見るとそれがさらに謎解きになっている。
 

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藤田:この意味は深いですよね。フックは大人になれない子供かもしれないし、お父さんは大人になることを選んだかつての子供、と読み解けるかもしれない。
 
中井:ファミリーミュージカルって演出が固定されたらそのままというのが多い中、『ピーターパン』は果敢ですよね。キャストも変わるし、演出家の選び方もとがっているなって思います。
 
藤田:それぞれの演出家がその代のピーターパンの個性をきちんと演出なさって、お客様に届けているのは、それだけ豊かな物語があるんでしょうね。
 
中井:子供に向けたお芝居は手がけたことありますか?
 
藤田:僕は心の中でガッツポーズをしておりまして。実は僕は夢をあきらめきれずにアマチュアバンドをやってまして、我々のバンドの大きな活動はオリジナルの音楽劇を作って幼稚園を回ったりしてるんですよ。
 
中井:そうなんですね! 皆おとなしく聞いてくれますか?
 
藤田:大体おとなしくないですね(笑)。まず子供と言うのは恐ろしいお客さんだなと思います。
 
中井:思ったことすぐ口に出しますしね。
 
藤田:「見えてるよー」とか「いるじゃん」とか。
 
中井:そうですよね、リアクションが面白い。
 
藤田:僕らのバンドが音楽劇をやるときは僕が語り部で、子供たちと同じ目線で自分たちが書いた本を「むかしむかし」と開くところから始めるんです。これをライフワークにしているからこそ、ピーターパン非常に挑戦してみたかった作品です。
 
中井:今回はどんな演出になさるんですか?
 
藤田:1954年のブロードウェイ初演の音楽のスコアと台本を底本にしたいなと思っています。それに一番近いのは88年に翻訳・訳詞・演出された青井陽治さんのもの。青井さんの台本を元に打ち合わせを重ねて、2017年の言葉にしたのが大きい変更点だと思いますね。
 
中井:具体的には?
 
藤田:僕らが観客の皆さんと一緒に本を開き、最後に一緒に本を閉じるということをビジュアル化しようと思っています。そして、子供の目線代表であるピーターパンと大人の目線代表であるウェンディ。このどちらかの視点だけではこの話は語れないんです。ピーターパンとウェンディの両方の視点を持ちながら、最終的にはこの本をきちんと本を閉じる。舞台は終わるけれども、今日の吉柳咲良さんと共に一緒に作ったピーターパンのきらめきの光と影は永遠に生き続けるというメッセージをちゃんと伝えたいなと思いますね。
 
中井:フライングしているピーターパンからキラキラの粉をまかれたら、絶対忘れないですよね。思ってた以上のフライングでびっくりしました。
 
藤田:それは毎回びっくりしますよね。
 

<次のページ>
すべての導きは蜷川幸雄さんにある

 

 

■□■BUTAKOME☆Information ■□■
 
ピーターパン2017
ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』 

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特別価格で発売中!

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出演:吉柳咲良、神田沙也加、宮澤佐江、鶴見辰吾 ほか

日時:2017年7月24日(月)15:30
7月25日(火)・27日(木)・29日(土)・31日(月)・8月2日(水)11:00・15:30
7月26日(水)・30日(日)・8月1日(火)13:30
8月3日(木)11:00

会場:東京国際フォーラム・ホールC(有楽町)

料金:
S席大人8,500円 ⇒ 特別価格 7,350円
S席こども5,500円 ⇒ 特別価格 4,750円
A席(3階)大人3,500円 ⇒ 特別価格 3,150円
A席こども2,000円 ⇒ 特別価格 1,750円

※こども料金は3~12歳
※7/26(水)13:30と8/1(火)13:30は公演終了後バックステージツアー付き
※他日程はオリジナルグッズプレゼント(こどものみ)

※詳細は『ピーターパン』公式HP

 

 

 

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Profile

ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

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【早霧せいなのビタミン“S”】其の二十三.「影響しあうこと」

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2019/06/07

尾上松也さんSpecialインタビュー▷第二回『百傾繚乱』8月24日..

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1985 年生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。1990 年 5 月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目 尾上松也を名のり初舞台。近年は立役として注目され、2015年より、次世代の歌舞伎界を担う花形俳優が顔を揃える「新春浅草歌舞伎」に出演し、「仮名手本忠臣蔵」早野勘平、「義経千本桜」狐忠信、「義経千本桜 吉野山」佐藤忠信 実は 源九郎狐などの大役を勤める。一方、2009 年からは歌舞伎自主公演 「挑む」を主宰している。

歌舞伎の以外でも、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2013)ベンヴォーリオ役、「エリザベート」(2015)ルイジ・ルキーニ役、ディズニーアニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語吹替版のマウイ役、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)今川氏真役、初の主演ドラマ「さぼリーマン甘太朗」等、活躍の場を広げている。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト

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ブタコメ編集部

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