中井美穂のヅカヅカ行くわよ♪

【中井美穂のヅカヅカ行くわよ♪ Vol.41】伊礼彼方×中井美穂☆祝・令和元年Special対談《後編》

2019/06/04


 

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撮影/ 齋藤ジン

 
中井美穂さんの対談コラム、令和元年、最初のゲストは俳優の伊礼彼方さん!

現在、伊礼さんは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』にジャベール役で出演中! また、今年4月17日にはミュージカル・カバー・アルバム『Elegante(エレガンテ)』をリリースされました♪ 長年、伊礼さんの舞台をほぼ全作観ている中井さんだからこそ聞き出せる、伊礼さんのこれまでと今後についてと話題は多岐にわたり…超ロングSpecial対談となりました! その<後編>をお届けします!


 
やっと見つけた自分の居場所
 
中井:『エリザベート』公演をやり終えた後、どんな思いがありましたか?
 
伊礼:どんどん芝居にのめり込んでいきました。芝居に全然詳しくなくても、舞台は人と作るものだっていうことはよく分かったし、人と作るというのはコミュニケーションをとって方向性を合わせること。僕は稽古でディスカッションすることを求めていたんです。板垣(恭一)さん演出の『GLORY DAYS』というミュージカルでがっつりディスカッションさせていただき、芝居をしながら歌うことを学びました。
 
中井:そして、今や伝説的な作品ともいえる『今は亡きヘンリー・モス』に出演されましたね。
 
伊礼:はい。演出家・小川絵梨子さんのデビュー作です。僕にとっても念願の初ストレートプレイでした。
 
中井:小川さんの演出はいかがでしたか?
 
伊礼:衝撃的でしたよ。もうずっとディスカッション。というか、デスクワーク。1日1ページ進むか進まないかの本読みだけの作業で、それまで「まず立つ(立ち稽古を始める)」っていうところから始まっていたのに、何だこれは!と。とにかくセリフとセリフの間にはどんな感情があって、なぜそう動き、そんな言葉が出るのかっていうことを突き詰めていって。本番10日くらい前になって、やっと立った時には身体が勝手に動いていました。
 
中井:心ができているからですね。
 
伊礼:革命が起きた感じでした。自分が求めていたのは、これだ!って。
 
中井:素晴らしい演出家の方々に出逢って、伊礼さん持っていますね!(笑)
 
伊礼:芝居の世界に来てからですけどね。ほんと人に恵まれました。あと自分が変わったのも大きいと思います。自分が固執していた「ロックだろ、俺」みたいなものを全部捨てて、一からやるんだと。そしたらやっと自分の居場所が見つかった。

ミュージカルの世界ではそれまで否定されてきた自分の表現が初めて肯定されたからこそ、一つひとつの役をつかみたいと思った。
 
中井:音楽よりは演技……。あくまで演技者、俳優なんですよね。
 
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伊礼:“ミュージカル俳優”といわれるのがイヤで、ストレートプレイの世界に行って……2年間くらい、ミュージカルに出演しない時期が続いたんです。
 
中井:でもそのままストレートプレイの道を突き進もうとは思わなかった?
 
伊礼:ストレートプレイの中でもここぞって所でBGで音楽を流したりするでしょう。そんな時にキュ~ンとこう胸をつかまれたり、感動したりして。やっぱり音楽の力ってすごく大きいんだなと気付かされました。で、音楽に携わりたいって気持ちがより強まったんです。
 
中井:それこそミュージカル!ですね(笑)。で、戻ってきたのですね?
 
伊礼:はい、『スリル・ミー』で。
 
中井:親密的な小空間で、俳優二人とピアノ一台しかいない。
 
伊礼:芝居の要素の強いミュージカルでした。
 
中井:しかも演出家・栗山民也さんと出会えて。
 
伊礼:栗山さんはその前にも一度ご一緒しましたが、厳しく育てていただきました。それまでにいろいろな演出家とご一緒し、引き出しがどんどん増えていく過程で、ミュージカルを芝居として捉えることを知ったんです。

 

<次のページ>
自分を育ててくれたミュージカルへの恩返し

 

【関連記事】
伊礼彼方×中井美穂☆祝・令和元年Special対談《前編》
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伊礼彼方さんSpecialインタビュー
▷ミュージカル『レ・ミゼラブル』でジャベールに挑む
記事はこちらから

 

■□■ BUTAKOME☆Information ■□■
 

ミュージカル・カバー・アルバム『Elegante』
Produced by 藤井隆
 

伊礼彼方ジャケ写

伊礼彼方さん自身が出演したミュージカルを中心に、ミュージカル定番曲をカバーしたアルバム『Elegante』が4月17日(水)にリリースされました! 伊礼さんの多彩な表現力が新境地へと向かう、ミュージカルファンのみならず手にとって頂きたいミュージカルアルバムの傑作!

 
【全7曲収録】
1. Field of Angels~天使の園~(『GOLD~カミーユとロダン~』より)
2. We Were Dancing(『アンナ・カレーニナ』より)
3. Love Can’t Happen(『グランドホテル』より)
4. Sister(『ハムレット』より) Duet With 昆夏美
5. 最後のダンス(『エリザベート』より)
6. This Is The Moment(『ジキル&ハイド』より)
7. Estrellas(『レ・ミゼラブル』より) ※日本語タイトル「スターズ」

 
価 格:¥2,500(税抜) ¥2,700(税込)
仕 様:CD+DVD / 20ページブックレット
発売元:SLENDERIE RECORD / よしもとミュージックエンタテインメント
 
CD購入はよしもとミュージック公式HPから

 

💡NEWS💡
リリースイベントツアー決定!!
 

伊礼彼方リリイベ特典ポストカード

イベント会場限定先着特典の“ポストカード”をイベント当日お1人様に1枚プレゼント♪

名古屋
日程:2019/6/23(日)
開演:18:00~ ※集合時間17:30
場所:名古屋パルコ西館1Fイベントスペース
※イベント参加券配券対象店舗:タワーレコード名古屋パルコ店

大阪
日程:2019/7/13(土)
開演:19:00~ ※集合時間18:30
場所:タワーレコード梅田NU茶屋町店 イベントスぺース
※イベント参加券配券対象店舗:タワーレコード梅田NU茶屋町店

博多
日程:2019/8/17(土)
開演:18:30~ ※集合時間18:00
場所:HMV&BOOKS HAKATA イベントスぺース
※イベント参加券配券対象店舗:HMV&BOOKS HAKATA

札幌
日程:2019/9/14(土)
開演:18:00~ ※集合時間17:30
場所:HMV札幌ステラプレイス イベントスぺース
※イベント参加券配券対象店舗:HMV札幌ステラプレイス

【イベント内容】
ミニライブ+CD購入者対象特典会(握手+サイン会)

【対象商品】
2019年4月17日発売
伊礼彼方『Elegante』
品番:YRCN-95307
価格:¥2,700 (税込) / ¥2,500 (税抜)

【イベント参加方法】
対象商品を購入された方に先着で、お1人様に1枚「整理番号付きイベント参加券」と「特典会参加券」が配布されます。
「整理番号付きイベント参加券」の番号はランダムで配布。予定枚数に達し次第、配布終了となります。「特典会参加券」をお持ちの方は、イベント当日ミニライブ終了後、握手&CDジャケットサイン会に参加可能。

注意事項など詳細は公式サイト

<お問い合わせ>
よしもとミュージック
お問い合わせフォーム:https://secure.yoshimoto.co.jp/yme/contact-kojin.html
営業時間:平日11:00~18:00(土・日・祝日、年末年始除く)

 

■□■ BUTAKOME☆Information ■□■
 
レ・ミゼラブル
 

『レ・ミゼラブル』

原作:ヴィクトル・ユゴー
 作 :アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク
作詞:ハーバート・クレッツマー
オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
演出:ローレンス・コナー、ジェームズ・パウエル
出演:
ジャン・バルジャン:福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀
ジャベール:川口竜也、上原理生、伊礼彼方
ファンテーヌ:知念里奈、濱田めぐみ、二宮愛
エポニーヌ:昆夏美、唯月ふうか、屋比久知奈
マリウス:海宝直人、内藤大希、三浦宏規
コゼット:生田絵梨花、小南満佑子、熊谷彩春
テナルディエ:駒田一、橋本じゅん、KENTARO、斎藤 司
マダム・テナルディエ:森公美子、鈴木ほのか、朴璐美
アンジョルラス:相葉裕樹、上山竜治、小野田龍之介

 

東京公演
公演日程:2019年4月19日(金)~2019年5月28日(火)
※プレビュー公演:4月15日(月)~4月18日(木)
劇場:帝国劇場
料金:S席1万4,000円 A席9,500円 B席5,000円

名古屋公演
公演日程:2019年6月7日(金)~6月25日(火)
劇場:御園座
料金:A席15,000円 B席10,000円 C席8,000円

大阪公演
公演日程:2019年7月3日(水)~2019年7月20日(土)
劇場:梅田芸術劇場メインホール
料金:S席1万4,000円 A席9,500円 B席5,500円

福岡公演
公演日程:2019年7月29日(月)~8月26日(月)
劇場:博多座
料金:A席15,500円 特B席12,500円 B席9,500円 C席5,000円

北海道公演
公演日程:2019年9月10日(火)~9月17日(火)
劇場:札幌文化芸術劇場hitaru
料金:S席14,500円 A席11,000円 B席6,000円
 

※詳細は公式HP

 

 

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2019/09/01

【中井美穂のヅカヅカ行くわよ♪ Vol.43(後編)】稲垣吾郎×中井..

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Profile

ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2019/09/30

【早霧せいなのビタミン“S”】其の十八.「自然を直に感じること」

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2019/06/07

尾上松也さんSpecialインタビュー▷第二回『百傾繚乱』8月24日..

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1985 年生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。1990 年 5 月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目 尾上松也を名のり初舞台。近年は立役として注目され、2015年より、次世代の歌舞伎界を担う花形俳優が顔を揃える「新春浅草歌舞伎」に出演し、「仮名手本忠臣蔵」早野勘平、「義経千本桜」狐忠信、「義経千本桜 吉野山」佐藤忠信 実は 源九郎狐などの大役を勤める。一方、2009 年からは歌舞伎自主公演 「挑む」を主宰している。

歌舞伎の以外でも、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2013)ベンヴォーリオ役、「エリザベート」(2015)ルイジ・ルキーニ役、ディズニーアニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語吹替版のマウイ役、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)今川氏真役、初の主演ドラマ「さぼリーマン甘太朗」等、活躍の場を広げている。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト

2019/08/22

【9月11日リリース決定】加藤和樹さん、配信シングル「Tell Me..

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Profile

1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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2018/11/20

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.7「女のお喋り」

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Profile

東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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