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伊礼彼方の物見遊山

奇跡の人③ 2009年10月観劇

2009/11/19

五体満足で産まれてきたから幸せ。
身体障害者として産まれてきたから不幸。
そうじゃない事は解っていても、差別偏見はなくなりません。
たとえ五体満足であっても、ないものねだりで相手が羨ましくなる事は多々あります。

それがいけない事だとは思わないが、
「自分を所有できるのは自分しかいない」
という当たり前の事がどれほど「幸せな事」か・・・、と思います。

でもそれとは別で、いつか産まれてくる自分の子供が
「もしヘレンのように産まれてきたら」と思うと、正直怖いです。
そしてそんな現実と向き合わなければならない親も、
世界にはたくさんいる事も僕たちはもっと知る必要があります。

僕たちの力では助ける事は出来なくても、
アニーのように哀れむ自分の心と闘う事は出来ます。

そして本当の自分と向き合えたら、それ以上幸せな事はないんじゃないでしょうか。
小さな一歩から始めればいつかゴールに辿り着きます。
そのためにはまず、立つことから始めないといけませんね。

『奇跡の人』ヘレン、そしてアニーが残してくれた事実は、
今では一つの希望として世界を救っています。
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伊礼彼方の物見遊山

奇跡の人② 2009年10月観劇

2009/11/12

BUTAKOME

もちろんミュージカルが嫌いだってわけじゃないですよ。
ただ歌やダンスがないぶん、何も考えずに思いっきり話に入り込める。
会話ほどシンプルで解りやすいものはないですよね。
でもヘレンは言葉を知らない。

僕が主に感動するシーンは大抵セリフではなく、セリフのない行動や仕草に感動を覚える事が多い。

「目は口ほどにものを言う」とよく言いますが、
共感してくださる方も多いと思います。

そう言う意味でもこの作品は、僕の心を捉えて離しませんでした。

目が見えなくて耳が聞こえない。
まして会話が出来ない実在した少女が題材のこの作品は惜しげもなく僕の心の奥深くに入り込んできて、僕の【哀れむ感情】に直球で疑問をなげかけてくる。

感動すればするほど、自分が“差別の目”で見ている事を気づかせてくれた。

そんな自分に嫌気がさしたけど、それが事実だ。
人間は常に差別偏見の目で世の中を見ている。
それは自分を正当化するためであり、自分自信を保つためだと思う。

だからヘレンの家族がとった行動は賛否両論あると思うし、
第三者から見たら残酷である。
そんな第三者の目線であり、盲目や心の痛みも知っているアニーの家族との正反対の行動は、
愛情があるからこそ、これまた哀れむ人間にとっては残酷なのかもしれない。

“愛情の裏返し”

そんな言葉すら浮かんでくる。

この両者の感情は人間誰にでも備わっていて、その都度その都度選んで生きているのだが。
この感情のぶつかり合いが大きなドラマを生んで感動を呼び起こす。
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落語

『猫と金魚』他

2009/11/09

お待たせしました。
9月25日(金)に開催されました「四季 秋 part I」のお話です。

『猫と金魚』

 あるお店の旦那。番頭を呼んで「金魚がいなくなった」と言う。「私は食べません」「誰がおまえだと言った! 隣の猫が金魚を食べちゃうんで困る。金魚屋が通るよ。買ってきてくれ」「買ってきました」「猫が食うから上げとけ」「あげました。かわいい猫ですね」「金魚を猫にあげろと言ったんじゃない! 金魚屋が通るよ、買って来い!」「買って来ました」「上げとけ!」「カラッと揚げました」

 まったく話が通じない番頭。「そんなところに上げるんじゃない、おろせ」と言えば「三枚におろしました」、「高いところに上げろ!」と言えば湯屋の煙突の上に。「だんなさまーっ!」「この落語でホントに煙突の上に登るのは初めてだな。そんなところにあるの望遠鏡で見たって心が癒されないよ! 下に降ろせ!」 ガチャン!「煙突の中に落とすんじゃない!」 その後も、金魚と金魚鉢を別々に棚に置いたり、とにかくメチャメチャな番頭。「ひょっとして金魚の敵は猫じゃなくてオマエだな番頭!」(笑)

 湯殿の棚の上に置いたら、窓が開いてて猫にやられた。「猫を追っ払え!」と言われて番頭が猫に挑むが散々にやられ、仕方なく近所に住む威勢のいいトラさんに猫退治を依頼するが……。『のらくろ』シリーズで知られる田河水泡が初代柳家権太楼のために書いた「昭和の新作落語」の談笑版。サゲ近く、「こういう演出初めて! これ、オチ考えてるんだろうな!」「え、私に振るんですか!」と談笑らしい意外な展開も。
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伊礼彼方の物見遊山

奇跡の人① 2009年10月観劇

2009/11/04

気がつけばもう11月。そしてあっという間に1年も終りです。
今年を振り返るにはまだ早いですよ。
まだやり残したことがあるんです。
そう!俺はサンタに新しいパソコンを頼んだのです。
・・・・・・。
いや!あなたの言いたい事はわかってます!
「気が早い」
そう思ってるんでしょう?
はいはい、わかってます。ですが、なんでも「早め早め」が僕のモットー!
お許しください。
たとえあなた様のお願いでも、このスタイルを崩すことは
・・・・・
できない!!!
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演劇・ミュージカル

ブルーマン

2009/11/02

BUTAKOME

ブルーマン日本公演が
明日(11/3)で、残すところ30回!

11月29日の千秋楽までカウントダウンイベントも開催中だそうです◎
しかも明日は、な・な・なんとウルトラマンブルーマン
コラボするとか???
見たーい☆

ということで・・・
ブルーマンとご縁が多々あった事業部・Wは、
あとちょっとで、ブルーマンとサヨナラなんて
サビシイ~・泣
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伊礼彼方の物見遊山

「奇跡の人」速報!!

2009/10/29

BUTAKOME

ヘレン・ケラーを観てきました。

「奇跡の人」
もう『最高!』の一言に尽きます。

最後はガンガン泣かされて、サングラスを持ち合わせてなかった事を後悔するくらいに。

こんな言い方は失礼かもしれないけど、チケット代以上のものをくれた作品でした。

温かくて心のあるヘレン・ケラー。そして等身大のサリバン先生。

一人でも多くの方に観に行って欲しいと思います。

BUTAKOME

※「奇跡の人」感想詳しくは、また来週!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■「奇跡の人」
11/8(日)までBunkamuraシアターコクーンにて上演中
詳しくは、下記HPを要チェック!!
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_09_kiseki.html
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伊礼彼方の物見遊山

CHICAGO③ 2009年10月観劇

2009/10/27

僕たち日本人は何故かなんでも遠慮する事が謙虚で美しいという概念がある。
そしてそれが礼儀だと教えられてきた。

しかし西洋人は違う。
「I’m OK!」と言って、なんでも自分でやってみせて自分からをアピールするらしい。
日本でそんな事をしたら
「生意気なヤツだ」「謙虚さに欠ける」とか言われるけど、
「遠慮していたら出番を減らされるだけだからね。必死だよ!」と力強くおっしゃっていた。

これぞ”ショービジネス”っていう瞬間なんだろうと思った。
国やカンパニーによって色々やり方は違うと思いますが、
その違いは実際に経験した人しか味わう事ができない。
選ばれた人です。

大澄さんのお話を聞きながら、自分も「いつか味わってやる!」という欲があふれ出てきた。

そして最後にはこんな事も言ってらっしゃいました。
「いつまで体が動くか分らないけど、動くうちにやれる事は全部やっておきたい」
本当にダンスが好きで舞台が好きなんだなぁというプロフェッショナルな印象を受けました。

正直、大澄さんがいなかったらこの舞台の印象は変わっていたと思います。

BUTAKOME
※フォッシーポーズを大澄さんから伝授中。
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伊礼彼方の物見遊山

CHICAGO② 2009年10月観劇

2009/10/22

BUTAKOME

この「CHICAGO」はジャズの音楽と、とにかくダンスで構成されている。
僕みたいにダンスやジャズに縁遠い人には「ちょっとしんどいかな」と思っていましたが、
観ているうちに、だんだん引き込まれていきました。

なんて言うんだろう・・・、西洋人特有の体系・骨格、
東洋人にはない凹凸とか・・・が、
この物語の中ではリアリティがあって、
言葉を超えた表情や動きが客席にビシビシ届いてくる。

セットチェンジもないし衣裳も変わらない。
照明は暗めだし演出も派手ではない。

それでも印象に残るシーンが多々ある。
それは役者一人一人のレベルの高さや、個人の存在感だと感じた。
舞台そのもの、この作品そのものが「役者次第」って感じでした。

なので、同じ“表現者”という職業として、
観ていてめちゃめちゃ刺激をうけました。

終演後、大澄さんのお話を聞くことができました。
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伊礼彼方の物見遊山

CHICAGO① 2009年10月観劇

2009/10/15

BUTAKOME

どうもお久しぶりです。今日シカゴから帰ってきました。

「The Musical AIDA」の公演が無事終わり、気分転換にちょっくら行ってきたんですが・・・。
いいですね、シカゴは。
あの香り・・・、あの華やかさ・・・、あの熱・・・、
やっぱ、シカゴはいい!!!
僕のオススメです。一度行ってみてください!

まぁ、シカゴはシカゴでも、
ミュージカル「CHICAGO」ですけどね(笑)
うっひひひひ!(引っかかった?引っかかったあなたは純粋な証拠!)

さて、初めてのブロードウェイ来日公演!を観たわけなんですが、
映画やDVDなど、普段から字幕スーパーを見ない僕にとって字幕の舞台は「どうなんだろう?」と、
観劇前は不安でした。
これに関しては見事不安通り、「疲れる」と思った。
役者に集中したいのに字幕を読むと表情が見れない。
表情を見ると内容を見失う。

「どっちも見たい!どっちも感じたい!」という欲求不満がうまれてしまった。
一回じゃ満足は出来なかった。
だからもう一度観に行きたいと思っているんですが・・・。

とまぁ、マイナスなイメージから入った「CHICAGO」なんですが、
こんな事もあろうかと思い、事前に映画版を観て内容は確認済み。
なので、ちょっと大袈裟に言ってみましたが(笑)観終わった頃には
「観れてよかった」と心から思いました。
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落語

「J亭 談笑落語会 四季 冬」先行発売開始!

2009/10/11

jtwinter 

 フジテレビ「とくダネ!」リポーターとしてもおなじみの立川談笑師匠による季節感あふれる落語会が「J亭 談笑落語会 四季 」。いよいよラストシーズンとなる「冬」の会の「チケットファン」会員先行発売が10月10日(土)よりスタートしました。
 フィナーレとなる2月の会にはスペシャルゲストとして兄弟子の立川志の輔師匠の出演も決定! 10月17日(土)より一般発売が開始されますので、チケットはお早めに!

「チケットファン」 http://w1.onlineticket.jp/living
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インタビュー

尾上松也a

尾上松也

平成最後の『新春浅草歌舞伎』は節目の5年目。成長した姿をお見せしたい

一覧はこちら

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連載☆エンタメコラム

2019/01/17NEW

藤原竜也×中井美穂☆2019年新春Special対談~舞台『プラトー..

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2019/01/03

【📺1月4日午前11時からOA】早霧せいなのビタミン..

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2018/12/27

尾上松也さんSpecialインタビュー▷平成最後の『新春浅草歌舞伎』..

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト
【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2018/08/06

📹【加藤和樹のエンタメCafe 番外編】〈大阪・梅田..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
【Official blog】 公式ブログ

2018/11/20

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.7「女のお喋り」

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Profile

東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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Profile

木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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