演劇・ミュージカル

【製作発表レポート】東宝 ミュージカル『エリザベート』~20周年アニバーサリー▷2020年 四大都市連続公演決定

2019/11/28


 

東宝エリザベート2020会見

(左より)池田篤郎さん、山崎育三郎さん、愛希れいかさん、小池修一郎さん、花總まりさん、井上芳雄さん、古川雄大さん

 
2000年東宝版初演以来観客からの熱狂的な支持を受け続け、2020年に20周年を迎えるミュージカル『エリザベート』。11月12日に行われた製作発表記者会見にてエリザート役の花總まりさん、愛希れいかさん、トート役の井上芳雄さん、山崎育三郎さん、古川雄大さんが集まり、『エリザベート』への熱い意気込みを語りました。その模様をレポートします。

 

お客様が育み、出演者が頑張った『エリザベート』20周年

ハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートの生涯を描いたミュージカル『エリザベート』。製作発表では歴代のエリザベート、トート役が歌い継ぐオープニングムービーの後に出演キャストが発表。2019年より続投するエリザベート役の花總まりさん・愛希れいかさん、トート役の井上芳雄さん・古川雄大さんのほか、これまでルキーニ役で出演していた山崎育三郎さんのトート役での出演が発表されて、大きな注目が集まりました。
 

会見は東宝㈱取締役演劇担当の池田篤郎さん、演出・訳詞の小池修一郎さんのご挨拶から始まりました。
 
池田篤郎さん(東宝㈱取締役演劇担当)
『エリザベート』は1992年、(オーストリアの)アンデアウウィーン劇場で生まれ、1996年宝塚で日本初演され、これまで見たことのない世界観で評判が広まり、2000年、東宝版『エリザベート』の誕生につながりました。この作品が日本のミュージカルの新しい未来を開いたのです。(脚本・歌詞の)ミヒャエル・クンツェさんと(音楽の)シルヴェスター・リーヴァイさんが、ブロードウェイでもウエストエンドでもない、ウィーン・ミュージカルを確立しました。感動とインテリジェンスあふれる脚本。見るものすべての心を震わせる音楽。そして、小池先生の演出で世界に類を見ない感動的な舞台を作り上げました。大いなる才能、熱意とご努力により作り上げられたこの作品に新たな命を吹き込まれて、皆様のお心に刻み込まれ、2020年東宝版20周年を迎える運びになりました。帝劇を皮切りに全国4大都市公演にご声援を賜りたいと思います。
 

小池修一郎さん(演出・訳詞)
初演の時、まさか今日のような日が来るとは思いませんでした。いろいろ大変なことを乗り越え、いろいろな人がバトンを渡して2020年に至りました。感無量というか、よくぞここまでと思います。新たなお客様も次々いらっしゃって、お客様のバトンもつながっていると思います。お客様も含めて育み、出演者たちも頑張りました。それぞれの方たちが長い時間愛し続ける作品であったのだと、ここまで来て思います。繰り返し上演されるまでになったのはお客様の力が大きいです。そういう作品に出合えたのは幸運でした。20周年を新たなスタートとして、皆様にお届けしていきたいと思います。
 

続いて出演キャストが出演に向けての意気込みを語りました。
 
花總まりさん(エリザベート役)
1996年宝塚歌劇版日本初演でエリザベート役を演じたレジェンド。東宝版では2015年、2016年、2019年に続いてエリザベートを演じます。
「エリザベート役を演じさせていただきます。20周年といいう節目にエリザベートを演じる機会をいただき、光栄です。最後というつもりで誠心誠意務めてまいりたいと思います」
 

愛希れいかさん(エリザベート役)
2018年エリザベート役で宝塚歌劇団を退団し、退団後初舞台で2019年東宝版のエリザベートを演じました。
「今年6月から3か月間帝国劇場で演じさせていただき、幸せな気持ちと共に、もっと追求したいなという思いが残りました。東宝版20周年で演じさせていただけることを光栄に思います。精一杯務めてまいります」
 

井上芳雄さん(トート役)
2000年東宝版初演のルドルフ役でデビュー(2001年、2005年公演もルドルフ役で出演)。2015年、2016年、2019年に続いて黄泉の帝王トート役を演じます。
「東宝版初演の1年ほど前に小池先生に見つけていただき、20年前に初舞台を踏んで、今の僕があります。大切な作品に来年も関われることを嬉しく思います。たくさんの魅力がある、やればやるほど奥が見えなくなる素晴らしい作品を来年も全国各地の皆様に見ていただけることが嬉しいです。精一杯やらせていただきます」
 

山崎育三郎さん(トート役)
2015年、2016年、2019年と暗殺者ルキーニ役を演じ、2020年にトート役として初登場。
「来年トート役をやらせていただきます。(もう一度繰り返して)トート役をやらせていただきます(笑)。今日初めて『トート役』と言ったので、まだ自分の中で違和感がありますが、ご存知の通りルキーニとして4年間『エリザベート』の舞台に立たせていただいたことで僕の役者としての新しい扉が開きました。ルキーニをやらせていただいたことに感謝しています。20周年という節目でトートを演じられることを嬉しく思いますし、ルキーニとして誰よりも近くでトートを見てきましたので、ルキーニを演じた自分だからこそできるトートがあるんじゃないかと考えております。精一杯頑張ってまいりますのでよろしくお願いします」
 

古川雄大さん(トート役)
2012年ルドルフ役で東宝ミュージカル初出演。2015年2016年とルドルフを演じました。2019年に続いてトート役を演じます。
「ミュージカルを続けていく上でずっと目標としてきたトート役に挑んだ前回。毎日幸せだったのですが、それと同時にトートという役をつかむために悩んだ大変な日々でもありました。改めて演じることの難しさを痛感しました。再び演じるチャンスをいただいて、前回以上にトートに近づけるように、自身の成長につながる期間にしたいと思います。精進して頑張りたいと思います」

 

<次のページ>
『エリザベート』は奇跡のバランスで生まれたミュージカル

 

■□■ BUTAKOME☆Information ■□■

ミュージカル『エリザベート』

 
脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞:小池修一郎

出演:
エリザベート(オーストリア皇后):花總まり/愛希れいか
トート(黄泉の帝王):井上芳雄(大阪/名古屋/福岡公演)/山崎育三郎(東京公演)/古川雄大
フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝):田代万里生/佐藤隆紀
ルドルフ(オーストリア皇太子):三浦涼介
ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希
ゾフィー(皇太后):剣 幸/涼風真世/香寿たつき(東京/大阪)
ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者):尾上松也(東京/大阪)/上山竜治/黒羽麻璃央

■東京公演
日程:2020年4月9日(木)~5月4日(月)
劇場:帝国劇場
料金:S席14,000円 A席9,500円 B席5,000円
お問い合わせ:帝国劇場 TEL03-3213-7221(10:00~18:00)

■大阪公演
日程:2020年5月11日(月)~6月2日(火)
劇場:梅田芸術劇場メインホール
料金:未定
お問い合わせ:梅田芸術劇場  TEL06-6377-3800(10:00~18:00)

■名古屋公演
日程:2020年6月10日(水)~6月28日(日)
劇場:御園座
料金:未定
お問い合わせ:御園座  TEL052-222-8222(10:00~18:00)

■福岡公演
日程:2020年7月6日(月)~8月3日(月)
劇場:博多座
料金:未定
お問い合わせ:博多座  TEL092-263-5555(10:00~18:00)
※本公演の詳細情報は東宝『エリザベート』公式HP

 

チケット発売情報

【先行抽選エントリー】
東宝ナビザーブ
2020年1月28日(火)~1月31日(金)
https://stage.toho-navi.com/

【先行先着販売
東宝ナビザーブ
2020年2月9日(日)10:00から発売開始
https://stage.toho-navi.com/

※先行抽選および先行先着販売は、東宝ナビザーブにご登録(無料)いただきましたお客様がご利用いただけます

【一般発売】
2020年2月15日(土)10:00から発売開始

《 各プレイガイド情報 》
▶e+(イープラス)  https://eplus.jp/elisabeth/
▶チケットぴあ        https://w.pia.jp/t/elisabeth2020/
0570-02-9999(Pコード:498-313)
▶ローソンチケット    https://l-tike.com/elisabeth/
0570-084-003(Lコード:36620)
▶CNプレイガイド    http://www.cnplayguide.com/elisabeth/
▶セブンチケット     http://7ticket.jp/sp/teigeki
▶Yahoo! チケット   http://r.y-tickets.jp/elisabeth2001
▶LINE TICKET     https://ticket.line.me/sp/elisabeth2020

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

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1985 年生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。1990 年 5 月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目 尾上松也を名のり初舞台。近年は立役として注目され、2015年より、次世代の歌舞伎界を担う花形俳優が顔を揃える「新春浅草歌舞伎」に出演し、「仮名手本忠臣蔵」早野勘平、「義経千本桜」狐忠信、「義経千本桜 吉野山」佐藤忠信 実は 源九郎狐などの大役を勤める。一方、2009 年からは歌舞伎自主公演 「挑む」を主宰している。

歌舞伎の以外でも、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2013)ベンヴォーリオ役、「エリザベート」(2015)ルイジ・ルキーニ役、ディズニーアニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語吹替版のマウイ役、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)今川氏真役、初の主演ドラマ「さぼリーマン甘太朗」等、活躍の場を広げている。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト

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