演劇・ミュージカル

インタビュー

古川雄大さんSpecialインタビュー▷ミュージカル『モーツァルト!』ヴォルフガングを演じるのは、自分にとってかつてない挑戦

2017/12/31


 

古川雄大1228004

 

古川雄大の2017年を漢字一文字で表現!

 
――古川さんの2017年を振り返るとどんな1年でしたか?
 
『ロミオ&ジュリエット』でいいスタートを切り、『レディ・ベス』と素晴らしい経験をした年でした。2週間ニューヨークにも行って、オフの部分でも充実してました。

 
──ニューヨークはいかがでしたか?
 
すごくよかったです。「行きたい、行きたい」と言いつつ実は8割くらいしかそう思ってなくて(笑)。無理やり残りの2割を作って行ったんですけど、ニューヨークの最初の3日くらいは大変でした。

 
──何が大変でした?
 
言葉が通じなくて、コミュニケーションが取れない。初めのうちは何かトラブルがあったら終わりだという怖さもありました。あと、よく「ハーフみたいだね」と言われるんですけど、「ああ、自分って日本人なんだな」と確認できましたね。

 
──ニューヨークで観劇した『ディア・エヴァン・ハンセン』)の「Waving through a window」を古川さんのライブで歌われたんですよね。
 
そうなんです。リハーサルしたら「これはやめよう」と思って(笑)、大阪のライブでは歌わなかったんです。でも、大阪を終えて「ちょっとやってみようかな」という気持ちになって、東京で歌ってみました。やっぱり英語の歌詞を人前で歌うにはもっと訓練しなきゃなと思いますね。

 
──でも、古川さんが歌ったと聞いて、古川さんの声にとても合う曲だろうなと思いました。
 
ありがとうございます。役の気持ちが不思議とわかる気がするんです。

 
──「窓越しに手を振っても、誰も手を振り返してくれない、僕のことは誰にも見えていないの?」と、主人公エヴァン・ハンセンが感じる孤独を歌った曲ですが、古川さんでもそう思うところはありますか?
 
思いますし、誰もがそう思っているんだと思います。だから、皆が共感できる曲なのかなと思いますね。

 
──2018年はどんな年に?
 
2018年は『黒執事』に始まり『モーツァルト!』『マリー・アントワネット』と歌いっぱなしの一年です。帝国劇場にずっと立たせていただいているという貴重な経験をさせていただきながら、さらに素敵な経験のできる一年にしたいなと思います。

 
──最後に、古川さんの2017年を漢字一文字で表現していただくとすると、何でしょうか?
 
そうですね……、「米」にしてください。

 
──えっ、コメ……? あっ、アメリカ=「米」ということですね!
 
はい(笑)。

 

取材・文/演劇ライター 大原 薫
撮影/黒澤義教

 
※参考記事
演劇ライター・大原薫のBwayミュージカルレポート2017
『DEAR EVAN HANSEN(ディア・エヴァン・ハンセン)』

 
【BUTAKOME】
古川雄大さんインタビュー★アーカイブ
ミュージカル『レディ・ベス』(2017/9/14)

■古川雄大×中井美穂SP対談
『ロミオ&ジュリエット』(2016/10/25)

ミュージカル『タイタニック』(2015/1/14)

 

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
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1985 年生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。1990 年 5 月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目 尾上松也を名のり初舞台。近年は立役として注目され、2015年より、次世代の歌舞伎界を担う花形俳優が顔を揃える「新春浅草歌舞伎」に出演し、「仮名手本忠臣蔵」早野勘平、「義経千本桜」狐忠信、「義経千本桜 吉野山」佐藤忠信 実は 源九郎狐などの大役を勤める。一方、2009 年からは歌舞伎自主公演 「挑む」を主宰している。

歌舞伎の以外でも、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2013)ベンヴォーリオ役、「エリザベート」(2015)ルイジ・ルキーニ役、ディズニーアニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語吹替版のマウイ役、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)今川氏真役、初の主演ドラマ「さぼリーマン甘太朗」等、活躍の場を広げている。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト

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