演劇・ミュージカル

ミュージカル『モーツァルト!」製作発表会見レポート~新キャストを迎え、新しい演出や舞台美術、新曲も登場~▷S席割引価格で販売中!

2018/02/24


 

M!質疑応答001

続いては質疑応答へ

 
-山崎さんは今回で3度目のヴォルフガング役ですが、前回までで大変だったこと、今回新しく挑戦したいことをお聞かせください。新キャストの古川さん、生田さん、木下さんは、意気込みをお聞かせください
 
山崎さんは、初めてヴォルフガングを演じたとき、ほかのキャストのほとんどが初演経験者だったのでおさらい稽古のテンポが速すぎて大変な経験をし、誰かと話した記憶もないと明かします。「僕はゼロからヴォルフをつくっていかなくてはいけないので、歌唱指導の先生と小池先生のところを往復しながら、一人がむしゃらにやっていました。そして、初めての通し稽古の、一幕が終わった段階で立てなくなりました。“もう二幕はできない”と思うほどしんどくて…。
そのうえ小池先生から「育、市村さんが主演のミュージカルにしか見えない」というダメ出しをされまして…あ、これモノマネですよ(笑)。それで愕然として。そんなときに山口祐一郎さんがやさしくて。「いいよ~、かっこいいよ~」とささやいてくれて。いつも祐一郎さんや皆さんに支えてもらって」。と大変だった思い出をモノマネ(似ていました!)を交えて披露。

また、「本当に今の自分の全てを出しきらないとできない役なので、前回、前々回をなぞるのではなく、今の自分がこの役にどういうふうに向き合っていくか、どのようなことを自分が感じるかを、稽古場で探しながらやっていきたいと思います」と今回の意気込みを話してくれました。

 

続いて古川さんは「曲数が多いこと、曲がすべて難しいので、歌唱指導の方にお世話になりながら頑張っていきたいと思っております。ずっと舞台に出ずっぱりで立てなかったと(山崎さんが)おっしゃっていたので、自分でどうコントロールするかというのも挑戦だと思います。あと、小池先生から常日頃言われているのですが「君は~」(小池先生のモノマネに挑むが似ていなかったので)あ、ちょっと違いましたね(笑)。失礼しました(笑)。“君はちょっと悲劇なんです”、と言われて。“ヴォルフガングは本当に天真爛漫でとても明るいキャラクター。どううまくもっていくか、君はそこが勝負だよ”と言われていますので、表現の部分でもたくさん課題があります。さっきも言いましたが、がむしゃらにぶつかっていきたいと思っています」と初挑戦のヴォルフガング役の意気込みを話してくれました。

 

生田さんは「コンスタンツェは悪妻と呼ばれているんですけれど、妻として女性としての葛藤や、人間らしい感情を大切にしたいなと思います。そしてなによりこの作品はモーツァルトの生き様そのものが見どころだと思っているので、そこに寄り添ったり、ぶつかったり。妻として、愛する気持ちを第一に頑張れたらと思っています」。

 
木下さんは「コンスタンツェは実在した人物ということで、いろんなことをまず調べて、自分の中にしっかり落とし込む作業をしたいのと、役柄的に、一度今の自分の限界を突破しないと演じられないという思いがあるので、稽古場からどんどんトライして失敗を恐れず挑戦をしながら、天才を支えた、そして愛した妻を演じたいと思います」。
生田さんも木下さんも若いながらもしっかりと自分なりのコンスタンツェ像を見据えている様子。

 
-ヴォルフガングをダブルキャストで演じる山崎さん、古川さんですが、お互いにどういった印象をお持ちですか?
 
質疑応答002

古川さんは山崎さんのことを「常にオンの方というイメージがあります。常にスイッチが入っている方だと思います。バックステージでの居かたとかも、プライベートでごはんに行った時とかも、常に“山崎育三郎”というスイッチが入っています」。
 

質疑応答003
 
それに聞いて山崎さんは古川さんを「常にオフな印象(笑)。でも、秘めたエネルギーを持っている。すごくストイックというか、発声や筋トレも一人でこもってやっている姿を見ていますし、『レディ・ベス』のときも、自分が出ているシーンを録音して、自分の声を確認している姿を見ています。ストイックで真面目な印象ですね」。
 
質疑応答004
 

オンとオフ、普段はタイプが違う二人がどんなヴォルフガングを見せてくれるのかも、楽しみになってきました。

 
-ヴォルフガングの魅力と、「たった35年の人生だったということで、もし●●な人生というキャッチフレーズをつけるとしたらどんな人生だって思われますか

まずは古川さん。「すごく天真爛漫で、無邪気で、ふとした瞬間に周りの空気を変えるような、読めない部分が魅力だと思っています。天才と言われる人って、結構そういう人が多いじゃないですか。彼の普段の様子、人柄、そういったものがこの作品ではいろんな角度で出ていて、そこも魅力だと思いますし、演じる上でもヒントになると思っています。キャッチフレーズをつけるとしたら…。ぜひ、稽古に入ってから聞いていただきたかったんですが(笑)。“突き詰めて追い求めた35年間”なのかなって思います。自分の音楽というものを」。

 
続いて山崎さん。「大人になって色んなことが起こっていく中で、自分自身の信念や自分は本当にこういうことがしたいというのがぶれてしまうことは誰にでもあると思うんですが、彼はぶれなかった。自分は自分なんだ、ありのままの僕を見てほしいんだ、という自分の信念、生き方、思いを貫き通したところが、この作品でのヴォルフガングの魅力なんじゃないかなと僕は思います。キャッチフレーズ…。“ありのまま、そのまま”で」。

 
ここで時間となり、質疑応答は終了。最後に代表して山崎さんから挨拶が。
 
質疑応答005

「今年のミュージカル『モーツァルト!』は、5~6月帝国劇場、7月大阪、8月名古屋と三都市を回る予定です。新しいキャストも加わり、小池先生のお話しにもありましたが、新しい演出、セット、楽曲も新たに加わるということで、僕自身もゼロからもう一回ヴォルフガングと向き合い、新生『モーツァルト!』を、みんなの力を合わせて作り上げていきたいと思っております。2018年はミュージカル『モーツァルト!』の年にしたいです」と締めくくってくれました。

 
どのキャストも魅力的で、ますます楽しみになった会見でした。

 

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撮影 / 吉原朱美
取材・文 / リビング新聞編集部・石黒 香
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※画像およびテキストの転載を禁止します。

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2018/09/14

中村七之助×中井美穂 スぺシャル対談▷10月歌舞伎座、11月平成中村..

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2018/09/21NEW

【早霧せいなのビタミン“S”】其の六.「太陽を浴びること」

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2018/07/17

尾上松也のエンタメ異文化交流録▷ミュージカル『モーツァルト!』

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト
【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2018/08/06

📹【加藤和樹のエンタメCafe 番外編】〈大阪・梅田..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
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2018/08/30

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.5「噺家とお茶」

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東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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