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インタビュー

海宝直人さんSpecialインタビュー【後編】『ジャージー・ボーイズ』でボブ・ゴーディオを好演

2018/11/08


 

海宝直人_後編

撮影/ 黒澤義教

 
類まれな歌声とあたたかみのある演技でミュージカル界で活躍の場を広げる海宝直人さん。2019年1月31日、2月1日にはブロードウェイからミュージカルスターが来日し、ディズニーミュージカルの名曲を繰り広げる『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ』にゲストシンガーとして出演することでも注目を集めています。

海宝直人さんSPインタビュー後編は、現在全国公演にご出演中の『ジャージー・ボーイズ』について直撃します! 実在のグループ、ザ・フォー・シーズンズのメンバーの栄光と挫折を描く作品で、海宝さんは作曲家のボブ・ゴーディオを好演しています(※ダブルキャストで、海宝さんはチームWHITEに出演)。『ジャージー・ボーイズ』について、ボブについて、そしてロンドン・ウェストエンドデビューを果たした経験がどんな力になっているのかをお聞きしました。
(※インタビューは9月下旬に実施)

 

ボブを熱量と情熱をもって表現したい

 
――海宝さんがご出演中のミュージカル『ジャージー・ボーイズ』、客席の熱気がすごいですね!
 
熱いですね。お客様も毎日、本当に盛り上がってくださっているのを感じます。

 
――客席の盛り上がりは舞台上にいて感じるものですか?
 
感じますね。カーテンコールのメドレーでも一緒になって踊ってくださるし、皆さんが『ジャージー・ボーイズ』を愛してくださっているんだなと感じます。
 

――2016年の初演に次ぐ今回の再演にあたって、新たに取り組んだことは?
 
(この作品はザ・フォー・シーズンズのメンバーが一人ずつ順番に、グループの春夏秋冬の季節を語るという形式で)「それぞれの季節で語っている人の視線から見た物語だということを明確にしたい」と、演出の藤田(俊太郎)さんから言われました。たとえば、トミーが語っている「春」のパートでは、トミーから見たフランキーニックだということを意識下に置くように、と。「夏」のパートはボブの視点だから、トミーは春パートと違った描かれ方になっているとか、自分が今、誰の視点から見られたキャラクターなのかを意識下に置いていく作業をしていきました。
あとは、それぞれのキャラクター性をもう一度見直しました。ボブだったら、夏の季節をボブが進めていくということで、「エネルギッシュに作っていくように」と藤田さんから言われたんです。話を聞くと、(チームBLUEでボブ役ダブルキャストを演じる)矢崎(広)君にはまた違った事をおっしゃったみたい。藤田さんの中でそれぞれのキャラクターで違うアプローチがあるんでしょうね。その違いが面白いですね。僕は熱量と情熱を表現することができたらと思って、演じています。

 
――なるほど。ボブが登場して初めてフランキー(中川晃教さん)が歌っているところを見るとき、その歌声に一瞬にして魅了されている様子が印象的です。
 
そうですね。そこは大事にしているところなんです。フランキーにほれ込んだ瞬間を見せられたらと思います。
 

――ボブが「CRY FOR ME」を歌い、フランキー、トミー(中河内雅貴さん)、ニック(福井晶一さん)が徐々に和していき、ザ・フォー・シーズンズのメンバーがついに集まった場面。初演よりもさらにドラマ性が増して、忘れられない場面になりました。
 
そうですね。再演ということで、ザ・フォー・シーズンズが立ち上がっていく様子を丁寧に表現したいという思いがあって。一人一人が歌声に加わり、お互いの感覚が通じ合って、最後にキラキラ輝く瞬間をこの1曲で積み上げて表現できたらいいなと思ってやっています。ブロードウェイのオリジナルプロダクションがこの場面のリハーサルをしたとき、「本物のザ・フォー・シーズンズが生まれる瞬間に立ち会ったような錯覚に陥った」とパンフレットに書いてあって、それを読んだときまさにそうだなと思ったんです。
 

――客席で見ていると、まさにマジック・モーメントを見たという感覚になっていますよ!
 
それが表現できていたらうれしいですね。

 

<次のページ>
音楽で運ばれていく『ジャージー・ボーイズ』の醍醐味

 

💡海宝直人SPインタビュー<前編>はコチラから

 

■□■ BUTAKOME☆Information ■□■

海宝直人さんゲストシンガー出演!!

『ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ』

指揮:水戸博之
演奏:今回の公演のために特別に編成された“ディズニーヒッツオーケストラ”

出演:アシュリー・ブラウン、ジョシュ・ストリックランド、アルトン・フィッツジェラルド・ホワイト、キシー・シモンズ

ホスト:関根麻里
ゲストシンガー:海宝直人

期間:2019年1月31日(木)~ 2月1日(金)
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
料金:VIP席 1万6,000円(お土産付き、前方席保証)
S席 1万1,000円
A席 8,640円
学生席 5,500円
※3歳以下の入場不可、4歳以上チケット必要

 

💡11月17日(土)10時から一般発売開始!!

●キョードー東京 http://kyodotokyo.com
●チケットぴあ http://w.pia.jp/t/disney-hits/(Pコード:490-204)
●ローソンチケット http://l-tike.com/dbh/(Lコード:35554)
●イープラス http://eplus.jp/

 
【公演に関するお問い合わせ】
キョードー東京 0570-550-799 平日11:00~18:00、土日祝10:00~18:00)

 
※公演の詳細情報は公式HP
 

 

 
 

 

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海宝直人

<後編>音楽で運ばれていく『ジャージー・ボーイズ』の醍醐味

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2018/10/10

【中井美穂の幕内対談】Vol.4 殺陣師・栗原直樹さん ▷明日いよ..

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2018/10/30

【早霧せいなのビタミン“S”】其の七.「時には力を抜くこと」

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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2018/10/11

尾上松也さんに直撃!「究極のエンターテインメントでランダムスターの人..

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1985年1月30日生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。
5歳で『伽羅先代萩』の鶴千代役にて、二代目尾上松也の名で初舞台。様々な分野で活躍し、歌舞伎公演以外にも活動の幅を広げている。09年より歌舞伎自主公演『挑む』を主催。歌舞伎公演以外の主な出演作に舞台:『ロミオ&ジュリエット』、『スリル・ミー』、『アンタッチャブル』、『男の花道』、『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』、TVドラマ「天地人」、「永遠の0」、映画「源氏物語」ほか。今年は6月からはミュージカル『エリザベート』にルイジ・ルキーニ役としての出演。8月8日には7回目の歌舞伎自主公演『挑む ~更なる幕へ勇みし気迫(こころ)~』を神奈川芸術劇場にて開催する。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト
【Official blog】松也日記(アメブロ公式)  
【自主公演サイト】挑むオフィシャルホームページ  

2018/08/06

📹【加藤和樹のエンタメCafe 番外編】〈大阪・梅田..

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
【Official blog】 公式ブログ

2018/09/30

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.6「燃えよタンモ..

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東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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