BUTAKOME編集部

【会見レポート】ミュージカル『ファントム~もうひとつのオペラ座の怪人~』

2019/07/25


 

ファントム

(左より)木村達成さん、木下晴香さん、城田優さん、加藤和樹さん、愛希れいかさん、廣瀬友祐さん
撮影/吉原朱美

 
ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を原作とするミュージカル『ファントム~もうひとつのオペラ座の怪人~』。宝塚歌劇団の上演でも知られる本作が今秋、5年ぶりに帰ってきます。演出を手がけるのは、前回(2014年)の上演時に主役のファントムを演じた城田優さん。今回も引き続き主演(ダブルキャスト)を務め、『ファントム』史上初となる演出と主演の両方をこなします。パリのオペラ座を舞台にした美しく切ない物語にどのような息吹を吹き込むのか、都内で開かれた製作発表会見の様子をお届けします。

会見には、ファントム役の城田さん、加藤和樹さん、クリスティーヌ役(ダブルキャスト)の愛希れいかさん、木下晴香さん、シャンドン伯爵役(同)の廣瀬友祐さん、木村達成さんの6人が出席しました。

 

まずはファントム役、クリスティーヌ役の4人が、ピアノ演奏に合わせてファントムとクリスティーヌをつなぐ名曲「You are music」を披露。硬派ながらどこか狂気をはらんだ雰囲気の加藤さんと華やかな愛希さんが息の合ったハーモニーを聞かせれば、甘さと硬質さを兼ね備えた城田さん、楚々とした木下さんが情感たっぷりに歌い上げます。会場は一気にオペラ座の世界に染められていきました。
歌唱披露に続き、いよいよ6人が登壇。黒を基調とした大胆な衣装のファントム、純白のドレスをまとったクリスティーヌに対して、クリスティーヌに思いを寄せるシャンドン伯爵役の2人はスーツ姿で高貴さをにじませます。

まずは、『ファントム』への6人の意気込みから。

 

 
■演出 兼 ファントム/エリック役 城田優さん
率直に楽しみでしかないです。プレッシャーといいますか、責任感も非常に重要なんですけども、ここに座っていらっしゃる出演者の皆さま、すでに何度も打ち合わせを重ね、支えてくださるスタッフの皆さまに引き続きサポートしていただきつつ、『ファントム』という思い入れのある作品をよりすばらしい舞台にできるよう、11月の初日に向けて精いっぱい取り組んで参りたいと思います。

 

 
■ファントム/エリック役 加藤和樹さん
今回、城田優の元で『ファントム』という作品に携わるということは、自分にとってすごく大きな意味を持つことだと思っています。ぼくの初舞台のときにご一緒した彼が、ダブルキャストで演出。ぼくを知っている彼だからこそ、一緒に作り上げられる役があると思います。それはぼくだけでなく、他の役者さんに対しても彼独自の見方、見え方で演出をしていくと思います。「今までで一番、加藤和樹がいいと言わせる作品にする」と(城田さんが)言いました。これは自分にとってもプレッシャーですし、皆でああでもないこうでもないと言い合って、演出家・城田優にとことん向かい合って最後までついていきたいと思います。ご期待ください。

 

 
■クリスティーヌ・ダーエ役 愛希れいかさん
この『ファントム』という作品、そしてクリスティーヌというお役にはずっと憧れがありました。今回演出をしてくださいます城田優さんを始めとするすてきなキャストの皆さまとクリスティーヌ役で出演できること、本当に幸せと思っております。ダブルキャストの木下晴香ちゃんと一緒に、精いっぱいつとめて参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 
■クリスティーヌ・ダーエ役 木下晴香さん
城田さん演出のもと、(城田さんと)たくさんお話をさせていただいている中で、ここまでこの作品に対して熱い思いを持った演出家さんの元でこの作品に携わることができることにすごく幸せを感じていますし、とても光栄に思っております。私自身の姿としても、新しい、そして衝撃的なクリスティーヌを皆さまにお届けできるように精いっぱいつとめていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 
■フィリップ・シャンドン伯爵役 廣瀬友祐さん
城田優演出版のミュージカル「ファントム」に出演できることを光栄に思いますし、うれしく思いますし、とても楽しみにしていました。この作品がこれまでにない新しいより魅力的な作品になるように、ワンピースとしてがんばっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

 
■フィリップ・シャンドン伯爵役 木村達成さん
まず、この座組の一員として選んでいただいことを本当にうれしく思います。今回、城田優さんの演出ということで、ぼくからしたら自分の役を演じるだけでも精いっぱいなのに、城田さんはファントムを演じながら演出もする。こんなに勉強させていただける座組はなかなかないので、いろいろなことを吸収しながら一員としてすばらしい作品にできるよう頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 
会見では、劇中歌の作詞・作曲をしたモーリー・イェストン氏がこの日のために寄せたビデオメッセージ映像も流されました。イェストン氏は「知的で感受性が豊か」と城田さんを評し、「城田さんを信じています。クレイジーなアイデアでもやってみてください」とこれまでにない新たな「ファントム」の誕生に大きな期待をしていました。

 

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「心情を歌いあげる歌」こそがミュージカルの魅力

 

■□■ BUTAKOME☆Information ■□■

 
ファントムメインビジュアル
 
ミュージカル『ファントム~もうひとつのオペラ座の怪人~』

脚本/アーサー・コピット
作詞・作曲/モーリー・イェストン
原作/ガストン・ルルー
 
演出/城田 優
 
出演/
【ファントム(エリック)】加藤和樹 / 城田優 (Wキャスト)
【クリスティーヌ・ダーエ】愛希れいか / 木下晴香 (Wキャスト)
【フィリップ・シャンドン伯爵】廣瀬友祐 / 木村達成 (Wキャスト)
【カルロッタ】エリアンナ
【アラン・ショレ】エハラマサヒロ
【ジャン・クロード】佐藤 玲
【ルドゥ警部】神尾 佑
【ゲラール・キャリエール】岡田浩暉

ほか

《東京公演》
会場:TBS赤坂ACTシアター
公演日時:2019年11月9日(土)~12月1日(日)
一般発売日:2019年9月7日(土)
料金:S席 13,500円 A席 9,000円 (全席指定・税込)
お問い合わせ:梅田芸術劇場 0570-077-039

《大阪公演》
会場:TBS赤坂ACTシアター
公演日時:2019年12月7日(土)~16日(月)
一般発売日:2019年9月7日(土)
料金:S席 13,500円 A席 9,000円 B席 5,000円 (全席指定・税込)
お問い合わせ:梅田芸術劇場メインホール 06-6377-3800

※公演の詳細情報は公式HP

 

 

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

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1985 年生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。1990 年 5 月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目 尾上松也を名のり初舞台。近年は立役として注目され、2015年より、次世代の歌舞伎界を担う花形俳優が顔を揃える「新春浅草歌舞伎」に出演し、「仮名手本忠臣蔵」早野勘平、「義経千本桜」狐忠信、「義経千本桜 吉野山」佐藤忠信 実は 源九郎狐などの大役を勤める。一方、2009 年からは歌舞伎自主公演 「挑む」を主宰している。

歌舞伎の以外でも、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2013)ベンヴォーリオ役、「エリザベート」(2015)ルイジ・ルキーニ役、ディズニーアニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語吹替版のマウイ役、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)今川氏真役、初の主演ドラマ「さぼリーマン甘太朗」等、活躍の場を広げている。

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1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

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【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.7「女のお喋り」

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東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

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【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

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木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

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