WOWOW「グリーン&ブラックス」2019

【突撃!G&B】第三十二回☆グリブラの裏側全部見せます!? ▷プリンスの“ブラックな魅力”満載!&新作ミュージカルから早くも名曲誕生!

2019/07/25


 

GB32003

(左)中川晃教さん、加藤和樹さん

 
いち早くスタジオ入りした中川さんは、その前の収録を終えたばかりの芳雄さんを見つけてさっそくおしゃべり開始。このお二人が醸し出す“幼なじみ”な空気感にはいつもホッコリしますね〜。

そしてキリッとシャープにキメた加藤さん、可憐さにアンニュイな魅力が加わった大原さんのお二人は、すでに物語のキャラクターとなってスタンバイ。芳雄さんの前では“無邪気なアッキー”(「アッキーと呼んでいいのは俺だけ」by 芳雄さん)の中川さんも、すぐさま怪人の危うい雰囲気を身にまとって、加藤さん、大原さんに合流です。

まずは中川さんと加藤さんのデュエット『謎と蜜』から。
 
うおお、前奏から“対決ムード”が漂っていてドキドキします〜! お二人による静かで強い心の駆け引き、そんな空気を感じさせるナンバーで、ハモりが美しい! 
 

GB28005

 

GB28006

 

そして歌い終わりとともに自然な流れで大原さんが現れ、『微笑みの影』の、胸を締め付けられるようなせつないメロディへ…。

GB32008

大原櫻子さん

 

こちらの楽曲はWOWOWの『トニー賞授賞式』の生放送でも、お三方が歌っていらっしゃいましたよね。しかしこの寂寥感あるミュージカルナンバー、なんとも新鮮です! この3人の運命やいかに!といったミステリーの香りも充満して、これは本番の舞台が待ち遠しいっ! 良質の短編芝居のようなメドレーを披露してくださったお三方に、突撃しちゃいましょう! 
 

 なんだか胸騒ぎが止まらない、不思議で素敵なひとときでした。どんな舞台が観られるのか、ワクワクしてきます!
 
加藤 今日のメドレーはこのグリブラのミュージックショーのためのものなので、本作で歌い分けがどうなるのか…というところは、まだ見えてきていないんですけどね。

中川 WOWOWの『トニー賞授賞式』の番組に出た後に、僕たち、プロモーション映像のためのレコーディングをしたんですよ。(公演特設サイトからご覧になれます!)この曲、同じ旋律を使って怪人と探偵、それぞれが違う内容を歌っている…というところがこの曲の仕掛けだと、雪之丞さんや杉本さんがおっしゃっていました。
 

 大原さんは、グリブラには以前コメディドラマにご出演されましたが、今回のスリーショットは初でしょうか。
 
大原 はい、初めてご一緒します。

中川 コントでは絡んでないんだよね。

加藤 そう、コントでは絡んでないんです。たぶん城田君と一緒だった?

大原 そうです。優さんがいらして。

加藤 てことは、グリブラでの歌唱が初ってこと? いかがでした?

大原 でもこの曲を歌うのは、今回で3回目じゃないですか。(トニー賞授賞式、PVレコーディング、そしてグリブラですね!)だいぶこのバージョンが染み付いてきちゃっている気がします(笑)。

加藤 そうだね、稽古に入って、あれ?ってなりそうな予感が(笑)。

中川 稽古もこれからで、ほかの楽曲も今、まさに生まれている最中だと思います。で、歌詞が入って我々が歌った時に、どんな化学反応が起こるかという検証会みたいなこともこれから予定されているんですよ。普通は出来上がった曲を覚える作業から入っていくけど、そうじゃなくて、曲を作っているその最中にいる、っていう感覚ですよね。今まさに生まれようとしているミュージカル『怪人と探偵』、今回はその一部分を味わっていただけると思いますね。
 

GB32004

(左から)中川さん、大原櫻子さん、加藤さん

 

 物語の中での、3人の関係性が気になりますね。
 
中川 えーと、この方(加藤)が、この方(大原)のことを思っている?(一同笑)

大原 で、私も思っているんですけど、とあることがあって、恨んでもいるという。

加藤 そう、複雑なんですね。

大原 そんな恋愛が過去にありながら、今、この方(中川)に思いを寄せつつあって。でも、この方(加藤)との恋もどこかで…。(一同笑)

加藤 奇妙な三角関係と言いますか。謎めいた渦の中で、絡み合っている感じがありますね。
 

 大原さんに、初共演となる中川さんと加藤さんの印象を伺いたいです。
 
大原 加藤さんは以前イベントでちょっとだけお会いしたことがあって、その時に先輩方からすごくイジられていらっしゃって(笑)。なので、いい人なんだなあ〜って思いました。中川さんは…、もう私、小さい頃にテレビで中川さんの歌を聴いて、なんてきれいな歌声なんだ!とすごい感動して! ホントに、共演できるのが夢のようです。

 
 ファンの皆さんもお三方の共演を「夢のよう〜!」と思っているはず。本番の舞台を前に、まずは今回のメドレーについて視聴者の方々に一言、お願いします!
 
加藤 はい。この2曲だけで『怪人と探偵』という作品の世界観の断片を感じてもらえると思うんですね。怪人二十面相と明智小五郎のギリギリとせめぎ合うような関係性と、そこからのこの3人の微妙なトライアングル…、そういった雰囲気も、曲中で感じてもらえると思います。それがどう本番の舞台で広がっていくのか、楽しみにしていただきたいですし、このメドレーはグリブラでしか聴けないので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
 

大原 お二人が歌うのを聴いていても、自分が歌っても思うんですが、これまでの日本のミュージカルとは違った歌詞だと感じました。でもそれがこの作品の大きな魅力だと思っています。これから稽古に入って、白井晃さんの演出でお芝居の部分が立ち上がっていきますので、最高の音楽と、最高の演出家さんによる芝居、その掛け合わせで間違いなく面白い作品になると思います。これから頑張っていきます!
 

中川 江戸川乱歩の作品って、日本人なら誰もが知っている色や景色、それこそ音など、そういったどこか懐しく感じるものを孕んでいる、そんな世界観だと思います。それでありながら、今二人が言ったように意表をつく音楽性を持っている。雪之丞さんの主導でこの企画が始まっているので、ある意味、音楽シーンの歴史を感じさせるところがあって、テーマ曲が東京スカパラダイスオーケストラという点にもそれを感じますよね。

そしてやっぱり、大原櫻子さん! こないだちょっと話をして、「本当は女優になりたいと思っていて、音楽は大好きだからこそ仕事とは違う関わり方をしたかった」とおっしゃっていたけれど、それでも歌と演技、その両方で確かな実力を持った彼女のような存在が、新しい時代を引っ張る女優さんなんだろうなと。そして(加藤さんを見て)怪人、いや、怪物と…。
 

加藤 怪人です!(一同爆笑)てか、俺は探偵! 怪物は違う〜。作品が混じっちゃってる!(中川さんと加藤さんが共演する別のミュージカルですね…)
 
中川 フフフ、僕たち三人がこの作品に呼ばれたことも何かの縁だと思います。本作の代表的なナンバーとして、今回の2曲を視聴者の皆さんにお届けします。幕開けまでこれから少しずついろんな情報が出てくると思うので、期待を膨らませてお待ちいただけたらと思います!

 
 完璧なコメントをありがとうございました! ミュージカルの新時代を感じさせる作品が生まれそうな予感がしますね〜。

 
さて、次回の【突撃!G&B】は#28の放送の後に、久しぶりに復活したコメディドラマの裏側をレポートいたします! 芳雄さんが、グリブラの最強コメディエンヌたちに囲まれてムムムな展開に!? どうぞお楽しみに♪

 

取材・文/演劇ライター・上野紀子

 

 

 

 

BUTAKOME【LINE@】

宝塚歌劇やミュージカルの先行販売情報やコラム等の記事更新情報をお届けします♪

LINEアプリの「友だち追加」から
ID:@butakome を検索するか、
下記の友だち追加ボタンから登録してください。

友だち追加数

1 2

※画像およびテキストの転載を禁止します。

バックナンバー

インタビュー

尾上松也紋付190618

尾上松也

第二回『百傾繚乱』8月24日・25日開催 ▷IMYの希望は日本発のミュージカル...

一覧はこちら

BUTAKOME動画チャンネル

連載☆エンタメコラム

2019/06/17

【中井美穂の幕内対談】Vol.5 映画監督・映像作家 奥 秀太郎さ..

open

close

Profile

ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
【Official HP】 中井美穂 INFORMATION
【Official blog】中井美穂(アメブロ公式)

2019/07/31

【早霧せいなのビタミン“S"】其の十六.「あきらめない心と感謝の気持..

open

close

Profile

長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

【Official HP】https://seinasagiri.com/
【Official Instagram】seinasagiri_official

2019/06/07

尾上松也さんSpecialインタビュー▷第二回『百傾繚乱』8月24日..

open

close

Profile

1985 年生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。1990 年 5 月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目 尾上松也を名のり初舞台。近年は立役として注目され、2015年より、次世代の歌舞伎界を担う花形俳優が顔を揃える「新春浅草歌舞伎」に出演し、「仮名手本忠臣蔵」早野勘平、「義経千本桜」狐忠信、「義経千本桜 吉野山」佐藤忠信 実は 源九郎狐などの大役を勤める。一方、2009 年からは歌舞伎自主公演 「挑む」を主宰している。

歌舞伎の以外でも、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2013)ベンヴォーリオ役、「エリザベート」(2015)ルイジ・ルキーニ役、ディズニーアニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語吹替版のマウイ役、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)今川氏真役、初の主演ドラマ「さぼリーマン甘太朗」等、活躍の場を広げている。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト

2018/08/06

📹【加藤和樹のエンタメCafe 番外編】〈大阪・梅田..

open

close

Profile

1984年10月7日生まれ。愛知県出身。現在、LIVEや舞台・ミュージカルなどに参加幅広いファン層に支持され、歌手・俳優としても各界で注目を浴びている。

2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。
日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE“GIG”TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「“KK−STATION”TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。

同時に俳優としても活動しており、ドラマ「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」「インディゴの夜」「赤い糸の女」「乾杯戦士アフターV」などに出演するほか、アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN」桔梗役や時代劇アニメ「義風堂々」石田三成役、ゲーム「戦場の円舞曲」「イケメン戦国」「B-Project」などで声優としても活躍。

近年はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。2016年4月・5月『1789 バスティーユの恋人たち』で帝劇初主演、9月~10月『真田十勇士』霧隠才蔵役に挑む。2017年1月ミュージカル『フランケンシュタイン』に出演決定。

【Official HP】 公式サイト
【Official blog】 公式ブログ

2018/11/20

【柳亭こみちのちょいと一回のつもりで聴いて】Vol.7「女のお喋り」

open

close

Profile

東村山市出身。2003年、七代目柳亭燕路に入門。前座名「こみち」。2006年、「こみち」のまま二ツ目昇進。2017年、「こみち」のまま真打昇進。歌って踊れて落語のできる女、老若男女から友達になりたいと思われるような噺家を目指している。亭主は漫才師「宮田陽・昇」の宮田昇。漫才師と落語家の夫婦は史上初。二児の母として真打に昇進したのも、落語史上初。「落語坐こみち堂」「なかの坐こみち堂」をはじめ、日々多数の落語会に出演し、ナレーション、講演活動、執筆活動、学校寄席への出演も多々。こみちが大きな出世街道となるよう、鋭意奮闘中
【Official HP】 こみちの路

2018/02/23

【木ノ下裕一の歌舞伎の“ツボ”】 Vol.8『勧進帳』

open

close

Profile

木ノ下歌舞伎 主宰
1985年7月4日、和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
『黒塚』(’13)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(’13)、『三人吉三』(’14)、『心中天の網島』(’15)、『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』』(’16)
2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。
その他古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2015年3月に博士号(芸術博士)取得。

【Official HP】木ノ下歌舞伎 公式サイト
【Official Twitter】木ノ下裕一 Twitter

NYから直送!「最新ブロードウェイミュージカルレポート」

ブタコメ編集部

関連サイト

  • LIVING
  • CITY LIVING
  • あんふぁん