トニー賞

演劇ライター・大原薫の「見逃せない!第71回トニー賞授賞式ここが見どころ&作品賞・受賞者大胆予想?!

2017/06/10


 第71回トニー賞5

「第71回トニー賞」司会のケヴィン・スペイシー氏
Getty Images

 

第71回トニー賞の見どころ&受賞作を大胆予想!?

■2017年トニー賞の傾向

『ナターシャ、ピエール&ザ・グレートコメット・オブ・1812』が12部門、『ディア・エヴァン・ハンセン』が9部門でノミネートされる一方、『チャーリーとチョコレート工場』はノミネートなしと明暗を分けた今年のトニー賞。観客の人気を集める作品であっても、トニー賞受賞には必ずしも直結しないようだ。ブロードウェイ関係者700人による投票で決まる賞なので、大作や娯楽性に優れた作品よりも、芸術性を重んじる傾向があると言われている。

 
■トニー賞パフォーマンスの見どころは…?

2017年の司会はケヴィン・スペイシー。例年話題を集めるオープニングはどんなものになるのか? 期待が高まるところだ。

そして、トニー賞授賞式の最大の見どころといえば、ブロードウェイの舞台をそのまま再現するパフォーマンスの数々。

既に発表されているところでは、『ディア・エヴァン・ハンセン』‘Waving Through a Window’ベン・プラットが歌い、
『ナターシャ~』は劇中の名曲をマッシュアップして、ジョシュ・グローバンが登場する。既に終演している『ファルセットズ』のメンバーが再集結するほか、『カム・フロム・アウェイ』『ミス・サイゴン』『ハロー・ドーリー!』のパフォーマンスが予定されているとのことだ。

さらに、シンシア・エリヴォ『カラーパープル』)とレスリー・オドムJr『ハミルトン』)という昨年のトニー賞主演男優賞、女優賞コンビによるスペシャルパフォーマンスも行われる。

また、リン=マニュエル・ミランダ、グレン・クローズ、ウーピー・ゴールドバーグ、パティナ・ミラー、サラ・ベラリス、ジョナサン・グロフ、マーク・ハミル、レア・サロンガ、トミー・チューン、アナ・ケンドリック、オーランド・ブルームら各界のスターが登壇し、ステージに華やぎを添える。

 
■2017年トニー賞を大胆予想!?

ここでミュージカル主要部門の作品賞・受賞者を大胆に予想してみよう!
果たして結果は……!? 
それは12日のトニー賞生中継にてぜひ確認していただきたい。

ミュージカル作品賞 『ディア・エヴァン・ハンセン』
ミュージカルリバイバル作品賞 『ハロー・ドーリー!』
ミュージカル主演男優賞 ベン・プラット(『ディア・エヴァン・ハンセン』)
ミュージカル主演女優賞 ベット・ミドラー(『ハロー・ドーリー!』)
ミュージカル演出賞 マイケル・グライフ(『ディア・エヴァン・ハンセン』
振付賞 アンディ・ブランケンビューラー(『バンド・スタンド』)

 

大原 薫(おおはら・かおる)◇
プロフィール
演劇ライターとして雑誌(BEST STAGE、Sparkle、STAGE NAVI、ミュージカルなど)や公演パンフレットなどで執筆。ラミン・カリムルー、レア・サロンガ、シンディ・ローパー、ハーヴェイ・ファイアスタインなど海外ミュージカルスター・クリエイターにも精力的に取材する。ブロードウェイミュージカルの魅力に惹かれて毎年ニューヨークを訪れ、現地の熱気を日本に伝える。テレビ番組『アカデミーナイトG』に「4000本以上を観劇したカリスマ演劇ライター」として出演、ミュージカル『ビリー・エリオット』の魅力を熱弁した。心を震わせる作品との出会いを多くの方と共有できることが、何よりの喜び!

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ロサンゼルス生まれ。87年~95年、フジテレビアナウンサーとして活躍。「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」などの番組で人気を集める。
現在、「鶴瓶のスジナシ」(CBC,TBS)、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)にレギュラー出演。97年から連続してメインキャスターを務めるTBS「世界陸上」をはじめスポーツ・情報・バラエティと幅広い分野のテレビ番組やCMに出演している。
演劇コラムの執筆や、クラシックコンサートにおける司会や朗読などでも活躍中。
2013年~読売演劇大賞選考委員を務める。
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長崎県佐世保市出身。2001年に87期生として宝塚歌劇団に入団。初舞台は『ベルサイユのばら2001』。 2014年に雪組トップスターに就任。『ルパン三世-王妃の首飾りを追え!』『るろうに剣心』『星逢一夜(ほしあいひとよ)』などで主演を務め、2017年7月『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』で、宝塚歌劇団を退団。
退団後初のステージ『SECRET SPLENDOUR』も大好評を博し、2018年5~6月にミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で主演を務める。

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1985 年生まれ。東京都出身。歌舞伎俳優。父は六代目尾上松助。1990 年 5 月、「伽羅先代萩」の鶴千代役にて二代目 尾上松也を名のり初舞台。近年は立役として注目され、2015年より、次世代の歌舞伎界を担う花形俳優が顔を揃える「新春浅草歌舞伎」に出演し、「仮名手本忠臣蔵」早野勘平、「義経千本桜」狐忠信、「義経千本桜 吉野山」佐藤忠信 実は 源九郎狐などの大役を勤める。一方、2009 年からは歌舞伎自主公演 「挑む」を主宰している。

歌舞伎の以外でも、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2013)ベンヴォーリオ役、「エリザベート」(2015)ルイジ・ルキーニ役、ディズニーアニメーション映画「モアナと伝説の海」日本語吹替版のマウイ役、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK)今川氏真役、初の主演ドラマ「さぼリーマン甘太朗」等、活躍の場を広げている。

【Official HP】 尾上松也公式ウェブサイト

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